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3 ゲバラの生家がある町で 【ロサリオ編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄
キューバ革命の指導者チェ・ゲバラが、23歳のときに旅立った南米大陸縦断の旅。のちに『モーターサイクル・ダイアリーズ』という書籍で広く知られるようになったその旅は、多くの若者たちに影響を与えた。日本でも「いつかはゲバラと同じ旅路を辿ってみたい」と夢見ていたひとりの男がいた。北澤豊雄、職業ノンフィクションライター。機は熟し、いままさにその男の思いが実現しようとしている。そして北澤は、この旅にもうひとつの夢の実現を加えた。最良の伴侶を見つけることである。ゲバラの青春の軌跡をたどりながら、プロポーズの花束を贈る女性に巡り合う、果たしてこの奇妙な組み合わせの夢は叶うのか。北澤の南米大陸縦断の旅がはじまった。
急展開! マッチングで初デート
チェ・ゲバラの生家が近くにあると教えてくれたのは、アルゼンチン第三の都市ロサリオで投宿した「ハイ・ホステル」の従業員の女性である。一泊15ドルほどで二段ベッドが3つ4つ置かれた部屋が複数ある典型的なホステルである。ここに住みながら仕事に行ったり大学に行ったりする地元の人が半分以上だが親近感があり居心地が良かった。
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2023年3月15日(水)発売!『花嫁とゲバラを探して 〜南米婚活紀行』
北澤豊雄
1978年長野市生まれ。コロンビア留学などを経てノンフィクションライター。著書に、コロンビア・パナマ国境の無法地帯を旅した『ダリエン地峡決死行』、国家破綻寸前のベネズエラを取材した『混迷の国ベネズエラ潜入記』(いずれも産業編集センター)。
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