<連載第9回>ソロの旅人よ。自分の写真こそ意識して撮りまくろう。|坂田ミギー『ひとりだから、人生に効く。「ソロ旅」のすすめ』
自分の写真なんて、いらないと思っていた。
かろうじてミレニアル世代と呼ばれるわたしは、中学生でポケベル、高校生でPHS、大学生で携帯電話(ガラケー)での「写メ」が主流になった世代だ。写メは「写真を撮ってメールする」の略語だが、現在では各種SNSやチャットシステムなどに押され、土台のメール文化が廃れてきているこのご時世。写メという言葉自体も、そろそろ死語に指定されるであろう。人類の歩く速度はさほど変わらないのに、時代の流れは加速しまくりである。
デジタルネイティブになりきれなかった我々世代には、自撮りに苦手意識を持つ人間が多い。
若かりしころ、自撮りをすると「自分で自分の写真を撮るなんてナルシスト」と冷ややかな目を向けられたし、その写真をネットにあげようものなら「インターネットに顔写真をさらすなんて危険行為。そんなに自分の顔を見せたいのか」と言われ、品評会のごとく顔面偏差値を勝手につけられたりもした。
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