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【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -北海道・東北エリア- 【VOL.013】
【2023/09/07 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
【過去問解説・過去問題集】
⏩ 令和3年度 登録販売者試験 についての解説
ー 北海道・東北エリア ー
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【前回】
第3章 主な医薬品とその作用
問 26 内服アレルギー用薬及びその配合成分と使用上の注意の組み合わせについて、正しいものの組み合わせはどれか。
a ジフェンヒドラミン塩酸塩 ― 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
b メキタジン ― まれに重篤な副作用として胃潰瘍が起こることがある
c 辛夷清肺湯 ― まれに重篤な副作用として間質性肺炎が現れることがある
d プソイドエフェドリン塩酸塩 ― 低血圧の診断を受けた人は、服用を避けること
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)
問 27 鼻炎用点鼻薬とその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 鼻炎用点鼻薬は、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による諸症状のうち、鼻づまり、鼻みず、くしゃみ、頭重の緩和を目的としている。
b ナファゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまりがひどくなりやすい。
c ベンザルコニウム塩化物は、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌又はカンジダ等の真菌類に対する殺菌消毒作用を示す。
d クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、花粉、ハウスダスト等による鼻アレルギー症状の緩和を目的として配合される。
a b c d
1 誤 正 正 正
2 正 誤 正 正
3 正 正 誤 正
4 正 正 正 誤
5 正 正 正 正
問 28 次の表は、ある点眼薬に含まれている成分の一覧である。この点眼薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03%
グリチルリチン酸二カリウム 0.25%
イプシロン-アミノカプロン酸 1.0%
テトラヒドロゾリン塩酸塩 0.03%
タウリン 1.0%
パンテノール 0.1%
a クロルフェニラミンマレイン酸塩は、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して用いられる。
b グリチルリチン酸二カリウムは、比較的緩和な抗炎症作用を示す成分として用いられる。
c イプシロン-アミノカプロン酸は、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。
d パンテノールは、末梢の微小循環を促進させることにより、結膜充血、疲れ目の症状を改善する効果を期待して用いられる。
1 誤 正 誤 正
2 正 正 誤 誤
3 誤 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 正 誤 誤 正
問 29 次の記述は、目に用いる医薬品等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 1滴の薬液の量は約50μL であるのに対して、結膜嚢の容積は30μL 程度とされており、一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではない。
b アドレナリン作動成分は、緑内障と診断された人では、眼圧の上昇をまねき、緑内障を悪化させたり、その治療を妨げるおそれがある。
c ハードコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあるため、装着したままの点眼は避けることとされている製品が多い。
d サルファ剤は、ブドウ球菌、連鎖球菌及びウイルスに対して効果がある。
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)
問 30 痒み、腫れ、痛み等を抑える外皮用薬の配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 ヒドロコルチゾンの好ましくない作用として、末梢組織の免疫機能を低下させる作用を示し、細菌、真菌、ウイルスによる皮膚感染や持続的な刺激感の副作用が現れることがある。
2 ピロキシカムは、光線過敏症の副作用を生じることがあり、野外活動が多い人では、他の抗炎症成分が配合された製品を選択することが望ましい。
3 皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促す効果を期待して、ユーカリ油が配合されている場合がある。
4 ヘパリン類似物質には、血液凝固を抑える働きがあるため、出血しやすい人、出血が止まりにくい人、出血性血液疾患の診断を受けた人では、使用を避ける必要がある。
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