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【過去問解説】第28回 柔道整復師国家試験 午後(111-115)【柔道整復学】

【2021/06/18 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

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第28回 柔道整復師国家試験過去問(111 - 115)

問題 111 この骨折の特徴で正しいのはどれか。 2つ選べ。
20歳の男性。サッカーで相手選手と接触し、地面に左手の手掌を強く働き、手関節部に強い疼痛を感じた。当日は自分で患部を冷やし、テーピングで固定した。 1週経過しても症状が改善されなかったので来所した。初検時、手関節部のは著明で、背屈制限、母指および示指からの軸圧痛、スナッフボックス部の圧痛が認められた。専門医の診断を仰いだところ、骨折と診断された。単純エックス線写真(別冊No. 3)を示す。
1. 受傷直後のエックス線で骨折を確認できないことがある。
2. 手関節部の変形が著明である。
3. 固定期間は比較的短期間である。
4. 骨癒合が遷延しやすい
※X線写真に関しては公式サイトをご確認ください。

問題 112 続発症として起こりにくいのはどれか。
30歳の男性。屋根の修理中バランスを崩し、落下した際に踵を強打し負傷した。腫脹は踵骨部に強く、足関節まで波及している。限局性圧痛も著明である。また疼痛のため、患肢で立つことは出来ないが、足関節の屈伸運動は可能である。
1.慢性浮腫
2.ステック(Sudeck)骨萎縮
3.無腐性骨壊死
4.腓骨筋腱鞘炎

問題 113 考えられるのはどれか。
33歳の男性。 3mの塀から飛び降りて受傷した。受傷部の写真を別に示す。1. 内果裂離骨折
2. 三角靱帯断裂
3. 距骨体部骨折
4. ショパール関節脱臼
※受傷部の写真に関しては公式サイトをご確認ください。

問題 114 考えられるのはどれか。
21歳の男性。柔道の稽古中、左足関節を内反し負傷した。翌日、足関節外側部の痛みが強いため来所した。写真に示す部位に著明な圧痛と腫脹を認める。前方引き出しテストは陰性であった。
1 前距腓靭帯損傷
2. 三角靱帯損傷
3. リスフラン関節損傷
4.踵骨前方突起骨折
※受傷部の写真に関しては公式サイトをご確認ください。

問題 115 正しいのはどれか。
18歳の男子。 野球練習中に右中指を突き指し受傷した。近医を受診し たところ、骨折を指摘された。受傷時の単純エックス線写真を示す。
1. 骨片がみられるためⅡ型である。
2. DIP 関節を過伸展位で固定する。
3. 固定期間は8~10週とする。
4. 掌側脱臼に注意する。
※受傷部の写真に関しては公式サイトをご確認ください。


【第28回柔道整復師国家試験問題(午前)徹底解説】

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