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【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -関西広域連合エリア- 【VOL.011】

【2022/11/19 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【過去問解説・過去問題集】
 ⏩ 令和3年度 登録販売者試験  についての解説
  ー 関西広域連合エリア ー

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オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。

【このマガジンの内容】
 ▶2週1回の過去問解説
 ▶どこよりも詳しい解説
 ▶勉強の仕方・ノウハウ

第3章 主な医薬品とその作用

問16 次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを一つ選べ。
体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえて疲れやすく、貧血症で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。
1 安中散
2 麻子仁丸
3 人参湯
4 六君子湯
5 大黄甘草湯

問 17 瀉下薬を販売する際の対応に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a マグネシウムを含む瀉下薬を販売する際、腎臓病の診断を受けていないか、購入者に確認した。
b 妊娠している可能性がある人に対し、ヒマシ油が主成分である日本薬局方収載の加香ヒマシ油を販売した。
c センノシドを含む瀉下薬の服用中は、授乳を避ける必要があるため、授乳中でないか確認した。
d ビサコジルの腸溶性製剤を販売する際、服用前後 1 時間以内は、牛乳や制酸成分を含む胃腸薬を飲まないよう説明した。
   a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 誤 正 正
3 誤 正 誤 正
4 正 誤 正 誤
5 正 正 誤 正

問 18 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a ブチルスコポラミン臭化物は、服用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。
b パパベリン塩酸塩は、自律神経系を介した作用ではないが、眼圧を上昇させる作用を示すことが知られている。
c アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける。
d オキセサゼインは、局所麻酔作用により鎮痛効果を示すが、胃液分泌を抑える作用はない。
   a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 誤 正 誤
5 誤 正 誤 正

問 19 浣腸薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 浣腸薬は、薬への直腸の感受性を高めるため、繰り返しの使用が望ましいとされている。
b 腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐きけや嘔吐が現れた場合には、急性腹症の可能性があり、浣腸薬の配合成分の刺激によってその症状を悪化させるおそれがある。
c 坐剤に配合される炭酸水素ナトリウムは、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで、直腸粘膜を刺激し排便を促す効果がある。
d グリセリンが配合された浣腸薬を使用すると、排便時に立ちくらみの症状が現れることがある。
   a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 正 誤
3 正 正 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

問 20 コレステロール及び高コレステロール改善薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a コレステロールは、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。
b 高密度リポタンパク質(HDL)は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶ役割を担う。
c 医療機関で測定する検査値として、低密度リポタンパク質(LDL)が140mg/dL以上、高密度リポタンパク質(HDL)が40mg/dL未満、中性脂肪が150mg/dL以上のすべてにあてはまる状態が、脂質異常症とされる基準である。
d ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)は、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として配合される。
   a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 誤
3 誤 正 正 正
4 正 誤 誤 正
5 誤 正 誤 正


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