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【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -北海道・東北エリア- 【VOL.010】
【2023/08/17 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
【過去問解説・過去問題集】
⏩ 令和3年度 登録販売者試験 についての解説
ー 北海道・東北エリア ー
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オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。
【このマガジンの内容】
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▶勉強の仕方・ノウハウ
【前回】
第3章 主な医薬品とその作用
問 11 ヨウ素系殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
1 ポビドンヨードは、アナフィラキシーのような全身性の重篤な副作用を生じることはない。
2 口腔内に使用される場合は、甲状腺におけるホルモン産生に影響しない。
3 妊娠中に摂取されたヨウ素は、胎児に移行しない。
4 ヨウ素は、レモン汁やお茶に含まれるビタミンCと反応すると脱色が生じ、殺菌作用が失われる。
問 12 次の表はある胃腸薬に含まれている成分の一覧である。
次の1~5で示される配合成分のうち、透析を受けている人が使用を避ける必要がある成分はどれか。
3包中
ゲファルナート 150mg
アズレンスルホン酸ナトリウム 6mg
L-グルタミン 400mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 2268mg
ロートエキス散(10倍散) 300mg
ショウキョウ末 150mg
1 ゲファルナート
2 アズレンスルホン酸ナトリウム
3 L-グルタミン
4 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
5 ロートエキス
問 13 次の記述は、腸の薬の配合成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a タンニン酸ベルベリンは、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
b アクリノールは、抗菌作用を期待して用いられる。
c 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増す作用がある。
d センナから抽出された成分であるセンノシドは、小腸を刺激して排便を促すことを目的として用いられる。
1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)
問 14 第1欄の記述は、胃腸に作用する薬に関するものである。
第1欄の記述に該当する漢方処方製剤として正しいものは第2欄のどれか。
第1欄
体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある人における食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。急性胃炎に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要である。
第2欄
1 安中散
2 人参湯(理中丸)
3 平胃散
4 六君子湯
5 桂枝加朮附湯
問 15 浣腸薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 浣腸薬は、繰り返し使用すると直腸の感受性の低下が生じて効果が弱くなり、医薬品の使用に頼りがちになるため、連用しないこととされている。
b 注入剤を半量使用する場合は、残量を密封し冷蔵保存することで安全に再利用することができる。
c ビサコジルは、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して用いられる。
d ソルビトールは、直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して用いられる。
a b c d
1 誤 正 誤 正
2 誤 誤 正 正
3 正 誤 正 正
4 正 正 正 誤
5 正 誤 誤 誤
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