【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -北海道・東北エリア- 【VOL.008】
【2023/06/10 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
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【前回】
第3章 主な医薬品とその作用
問 1 かぜ(感冒)等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a かぜは単一の疾患ではなく、上気道の急性炎症の総称で、通常は数日~1週間程度で自然寛解する。
b かぜの約8割は細菌の感染が原因である。
c かぜとよく似た症状が現れる疾患に、リウマチ熱、肺結核、髄膜炎がある。
d インフルエンザ(流行性感冒)は、かぜと同程度の感染力であるが、重症化しやす い。
a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正
問 2 次の表はあるかぜ薬に含まれている成分の一覧である。
このかぜ薬に含まれている成分とその成分を配合する目的との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
a イブプロフェン ― くしゃみや鼻汁を抑える
b ノスカピン ― 咳を抑える
c グリチルリチン酸 ― 炎症による腫れを和らげる
d d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 ― 発熱を鎮める
1 (a、b)
2 (a、d)
3 (b、c)
4 (c、d)
問 3 以下の解熱鎮痛成分に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
アスピリン、サザピリン等を総称して( a )解熱鎮痛成分という。アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比較して胃腸障害を起こしやすく、アスピリンアルミニウム等として胃粘膜への悪影響の軽減を図っている製品もある。
アスピリンは、まれに重篤な副作用として( b )を生じることがある。
1 aピリン系 b甲状腺機能低下症
2 aサリチル酸系 b甲状腺機能低下症
3 aピリン系 b肝機能障害
4 aサリチル酸系 b肝機能障害
5 aピリン系 b血栓症
問 4 眠気を促す薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ジフェンヒドラミン塩酸塩を含有する医薬品は、慢性的に不眠症状がある人を対象として用いられる。
b ブロモバレリル尿素は、反復して服用すると依存を生じることがある。
c 加味帰脾湯は、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。
d 桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる。
a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 誤 正
3 誤 正 誤 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正
問 5 カフェインに関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。
2 腎臓におけるカリウムイオンの再吸収抑制作用があり、尿量の増加をもたらす。
3 反復摂取により依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。
4 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限とされている。
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