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【登録販売者:第3章】みずむし・たむしの基礎的なケア

【2023/12/01 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【第3章:主な医薬品とその作用】
 ⏩ にきび・吹き出物等の要因と基礎的なケア  について

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【第3章】みずむし・たむし等の要因と基礎的なケア

【表在性真菌感染症】
みずむし、たむし等は、皮膚糸状菌(白癬菌)という真菌類の一種が皮膚に寄生することで起こる疾患

【感染経路】
 スリッパやタオルなどを介して、他の保菌者やペットから皮膚糸状菌が感染することも多い。

【みずむし】
 手足の白癬
 ほとんどの場合は足に生じるが、まれに手に生じることもある。
 趾間型  :指の間の鱗屑・浸軟・亀裂、ただれ(糜爛)
 小水疱型 :足底に小さな水疱や鱗屑を生じる。
       ときに膿疱、ただれが混じる
 角質増殖型:足底全体に紅斑と角質の増殖を生じる。

【鱗屑(りんせつ)】
 皮が剥ける

【浸軟(しんなん)】
 ふやけて白くなる

【角質増殖型】
 
足底全体に漫性紅斑と角質の増殖を生じる。
 皮膚糸状菌の感染巣は硬く、亀裂ができることがある。
 強い痒みはなく、みずむしとして自覚されていない場合もある。

【ぜにたむし】
 別:体部白癬
 輪状の小さな丸い病巣が胴や四肢に発生し、発赤と鱗屑、痒みを伴う。

【いんきんたむし】
 別:頑癬
 内股・尻・陰嚢付近の白癬

【爪白癬】
 爪に発生する白癬

【しらくも】
 頭部に発生する白癬

【頭部白癬の特徴】
 ▶小児に多い。
 ▶清浄に保てば自然治癒することが多い
 ▶炎症が著しい場合には医師の診療を受けるなどの対応が必要

【爪白癬の特徴】
 爪内部に薬剤が浸透しにくいため難治性
 医療機関(皮膚科)における全身的な治療(内服抗真菌薬の処方)を必要とする場合が少なくない。


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