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【リハビリ】マッサージについて(適応・禁忌・作用)

【2024/06/01 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【リハビリテーション医学】
 ⏩ マッサージについて  について

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【リハビリ】マッサージの適応

【マッサージの適応】
 ▶間質浮腫や関節水腫の軽減
 ▶麻痺筋の循環改善
 ▶硬化した筋の緩和
 ▶癒着した組織の改善
 ▶組織の圧耐性強化
 ▶疼痛の緩和
 ▶特定・全身のリラクゼーション
 ▶心理的効果

【マッサージの禁忌】
 ▶悪性腫瘍
 ▶開放創
 ▶深部静脈血栓
 ▶感染組織


【リハビリ】マッサージの作用

マッサージの主な作用は以下の通りです。

【マッサージの作用】
 ▶興奮作用
 ▶鎮静作用
 ▶反射作用
 ▶誘導作用
 ▶矯正作用

【興奮作用】
 血液循環を促進し、 2次的に筋神経の興奮性を高め機能回復を図る作用

【鎮静作用】
 病的興奮の高まっている筋や神経、特に疼痛部位の興奮性をしずめ、機能の鎮静を図る作用

【反射作用】
 病巣から離れた部位のマッサージにより、神経・筋・内臓に反射的刺激を与え、機能の調整を図る作用

内臓の異常は内臓知覚反射(過敏点、圧痛点)や内臓運動反射(表在筋の筋緊張(凝り硬結))として現れる。

【誘導作用】
 外傷や炎症で患部に直接施術できない場合,その部から中心方向にマッサージを行い、患部の出血や病的滲出物,浮腫,腫脹を中枢部に誘導し、吸収を促進する作用

【矯正作用】
 腫脹や拘縮のある関節に対し、筋・腱・靭帯などの癒着を剥がし、短縮した軟部組織を緩め、伸展する作用。


【リハビリ】マッサージの効果

【マッサージの効果】
[血液循環系に対する効果]
 ▶静脈還流の増加
  組織血流量の増加
[リンパ流に対する効果]
 ▶リンパ流の増大
(リンパ流はリンパ系に外から及ぶ力に依存している)
[神経系に対する効果]
 ▶神経線維の働きに影響、疼痛の緩和
[筋に対する効果]
 ▶筋緊張の緩和
[骨に対する効果]
 ※骨癒合そのものに効果はない
 ▶骨癒合に寄与する血流の改善
 ▶骨折に合併する軟部組織損傷の回復に有効

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