【過去問解説】第31回はり師きゅう師国家試験問題(午後)徹底解説
【2023/12/27 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
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1年かけて、コツコツと解説してきた過去問の解説をまとめています。
1問1問を徹底的に本当に徹底的に解説しているので、派生問題が出てきてもかなりの確率でわかると思います。
またこれは鍼灸師の過去問ですが、柔道整復師学生やその他医療従事者を目指す学生の方であれば参考になる問題も多く含まれていますので読んで損はしません。
ただスマホでざーっと読んでいても頭には残りにくいので、ぜひ別途メモ帳に回答を書きながら、読み進めてみてください。
第31回 鍼灸師国家試験過去問
問題 91 五行色体における五臓と五労の組合せで誤っているのはどれか。
1.肝 ー 久視
2.脾 ー 久坐
3.肺 ー 久臥
4.腎 ー 久立
問題 92 成長や生殖活動を行うもととなる基本的な物質の生理作用で最も適切なのはどれか。
1.神を維持する。
2.血脈を満たす。
3.呼吸を推動する。
4.体温を一定に保つ。
問題 93 三焦を通って臓腑の気になるのはどれか。
1.宗気
2.衛気
3.営気
4.原気
問題 94 条達作用をもつ臓腑と相生関係にある臓腑の作用はどれか。
1.気血の源
2.水穀の海
3.水の上源
4.陰陽の根本
問題 95 肺が外邪の侵襲を防ぎ、臓腑を保護することを示すのはどれか。
1.嬌臓
2.華蓋
3.粛降
4.宣発
引用:https://ahaki.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/mondai_31_harikyu_pm.pdf
残りの問題は公式サイトよりご確認ください。
問題091 解説
【解説】
久行(きゅうこう)・久視(きゅうし)・久坐(きゅうざ)・久臥(きゅうが)・久立(きゅうりつ)
【五労のゴロ合わせ】
久しぶりにいってみて、すわて寝て立った
問題092 解説
【解説】
「成長や生殖活動を行うもととなる基本的な物質の生理作用」は精であり、神を維持します。
問題093 解説
【解説】三焦を通って生命活動の原動力となるのは原気です。
【三焦】
三焦の概念は2つある。ひとつは気と津液の通路としての三焦で、もうひとつ は身体を上焦・中焦・下焦に分けてとらえる三焦である。
【元気(原気)について】
▶先天の気
▶三焦を通る
▶人の成長や発育を促す
▶臓腑の生理活動を始動させる
▶生命活動の原動力
問題094 解説
【解説】条達作用は肝の作用です。
「肝」と相生関係にあるのは、腎ですね。
【肝の生理】
▶疏泄
▶蔵血
【肝の生理特性】
▶昇発
▶条達
【条達】
条達というのは、気が太陽に向かって伸びていく様子を表しています。
問題095 解説
【解説】華蓋が正解です。
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