【柔道整復学】大腿四頭筋の肉ばなれについて
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【柔道整復学】
⏩大腿四頭筋の肉離れ
についての解説
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【柔道整復学】大腿四頭筋の肉離れについて
【大腿四頭筋肉離れの発生機序】
好発部位:大腿直筋に多い
股関節伸展位・膝関節屈曲位で収縮させた時に発生
[危険因子]
▶筋疲労
▶再発
▶柔軟性コンディショニング低下
▶不適切なウォーミングアップ
【柔道整復学】大腿四頭筋肉離れの症状について
【大腿四頭筋肉離れの症状】
▶急な大腿前方の痛み
▶腫脹・皮下出血斑
▶硬結
▶膝関節屈曲制限
▶完全断裂では直後に陥凹を触れる
※皮下出血斑は24時間以内では現れにくい
大腿四頭筋を収縮する際に退縮した塊を触知することができるが,時間の経過とともに腫脹により段差が触れにくくなるので. 24時間以内に確認してみる必要がある.
【柔道整復学】大腿四頭筋の肉離れ程度による分類
【損傷の程度による分類】
Ⅰ度:一般的に軽度な痛みで、筋腱複合体の最小限の損傷
Ⅱ度:筋力や可動域が制限される筋腱移行部の損傷
Ⅲ度:非常に大きな負荷による筋腱移行部の断裂
筋機能低下や可動域制限はどの程度でも現れます。
【柔道整復学】大腿四頭筋の肉離れの評価
【大腿四頭筋肉離れの関節可動域による分類】
※膝の屈曲角度を腹臥位で計測
軽 度:膝関節90°以上の屈曲制限
中等度:膝関節90°未満の屈曲制限
重 度:膝関節45°以下の屈曲制限
中程度以上で「尻上がり現象」が現れます。
【柔道整復学】大腿四頭筋の肉離れの治療法
疲労した筋は疲労していない筋に比べ肉ばなれを起こしやすい。
ストレッチングやウォーミングアップも肉ばなれの予防に有用である.
【肉離れの治療法】
▶初期治療:RICE
▶荷重歩行の制限
▶RICE処置
▶関節可動域訓練
▶温熱療法
▶ストレッチング
▶等尺性・等張性収縮運動
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