見出し画像

【解剖学】横隔膜について

【2022/09/03 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【解剖学】
 ⏩ 横隔膜 についての解説

オンラインで国家試験を学ぶなら森元塾

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけです。

横隔膜は呼吸筋として有名ですが、横隔膜単独についても出題されますので覚えておきましょう。

【解剖学】呼吸筋についてはこちらから


【解剖学】横隔膜について

【横隔膜】
 胸腔と腹腔を隔てる横紋筋でできた膜状の隔壁

【横隔膜の解剖学】
起始:
 [腰椎部]
  ▶第1~4腰椎椎体前面
  ▶第12肋骨尖端
 [肋骨部]
  ▶肋骨部第7~12肋骨内面
 [胸骨部]
  ▶剣状突起よりの小さい筋束
停止:腱中心
神経:横隔神経
作用:吸気

横隔膜は横紋筋で随意筋です。
収縮すると、胸腔内に深く入り込んでいるドームの屋根が低くなり胸腔を広げ、息を吸うことができます。
停止部の腱はクローバー形の腱中心をつくります。


【横隔膜の3孔】
 ▶大動脈裂孔
 ▶食道裂孔
 ▶大静脈孔

横隔膜は、胸郭下口を閉ざしているので上部と下部をまたぐ器官を通す穴が必要となります。

【大動脈裂孔について】
 第12胸椎の椎体前面の高さ
 ▶下行大動脈
 ▶動脈周囲交感神経叢
  →大内臓神経
  →小内臓神経
 ▶奇静脈
 ▶胸管
 などが通る

大動脈裂孔を通るものは?と聞かれたら答えれるようにしておきましょう。


【食道裂孔】
 10胸椎の高さ、大動脈裂孔の左前上方
 ▶食道
 ▶左右の迷走神経
 などが通る

食道裂孔は食道のみならず迷走神経も通ります。


【大静脈孔】
 第8胸椎の高さ、健中心の右寄り
 ▶下大静脈
 が通る。


【横隔膜ヘルニア】
 食道裂孔を通るもの(食道ヘルニア)が最も多い。


毎日国家試験対策や臨床で必要な知識をお届けしています。
ためになった・気に入ったって人は
「いいねボタン」と「アカウントのフォロー」
をお願いいたします。

【国家試験オンライン塾:まいにち頑張るコース】

鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の学生の方でちょっと不安がある、何を勉強して良いのかわからないって人向けの有料期購読です。

【国家試験オンライン塾のコンテンツ内容】
 ▶テスト形式での問題の配布
 ▶詳しい解説
 ▶勉強の仕方・ノウハウ
 ▶質疑応答
  
現在3年生・4年生の方はもちろん。そうでなくても早いうちから国家試験で安心したい人や普段の定期テスト・実力テスト・模試などの点数を稼ぎたい人にもおすすめです。問題集を買うより断然お得です。

教科書読んでもよくわからない、いつまでも覚えれない。そんな人におすすめの単発記事です。国家試験でもかなり頻出の問題を取り扱っています。

無料記事も多数用意しております。 サービス継続のため、 役に立ったと感じましたら未来の受験生のためにもサポートをお願い致します。