【過去問解説】第28回 鍼灸師国家試験(116-120)【VOL.17:経絡経穴概論】

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第28回 鍼灸師国家試験過去問(116-120)

問題 116 着痹に対して補瀉を考えて刺鍼する場合の適切な手法はどれか。 1.抜鍼後に鍼孔を閉じる。
2.浅く入れ、後に深くする。
3.吸気時に刺入し、呼気時に抜く。
4.経絡の流注方向に沿って刺入する。

問題 117 頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか。
1.偶 刺
2.斉 刺
3.揚 刺
4.傍鍼刺

問題 118 次の文で示す症例の治療方針として調整すべき経絡で最も適切なのはどれか。
「33歳の女性。主訴は全身の痛み。3年前から全身の疼痛に悩まされ、最近になって線維筋痛症と診断された。食欲がなく、雨天時には特に調子が悪く、起き上がることもできない。」
1.陰維脈
2.陰蹻脈
3.脾の大絡
4.胃の大絡

問題 119 次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切な経脈はどれか。
「38歳の女性。もともと喘息の持病があったが、最近、反抗期の息子に怒ってばかりでイライラし、症状が頻発し、咳も出るようになった。口が苦く咳をすると胸脇部が痛む。舌質紅、舌は薄黄苔、脈は弦数。」
 1.手の太陰経と足の厥陰経
2.手の太陰経と足の太陰経
3.手の少陰経と足の厥陰経
4.手の少陰経と足の太陰経

問題 120 次の文で示す患者の病証として最も適切なのはどれか。
「42歳の女性。主訴は頻尿と排尿時痛。尿は途切れがちで黄色く混濁している。会陰部の違和感や残尿感もみられる。舌質紅、脈は滑数。」
1.脾腎両虚
2.肝腎陰虚
3.膀胱湿熱
4.大腸湿熱

解説は下記にまとめています



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森元塾@国家試験対策(もぬけ塾長)
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