【解剖学】図解イラストとゴロあわせで簡単「脳神経の覚え方完全攻略ガイド」
【2022/09/25 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけ です。
脳神経のところって難しくないですか?
いつも間違ってしまう・覚えれないのは、そもそもの全体図が把握できていないからかもしれません。
このノートでは、脳神経のⅠ番目からⅫ番目までを徹底的に解説していきます。
全部解説するだけでなく、特に重要なポイントをお伝えしてゴロや関連付けをしながらまとめていきます。
また脳神経を完全に理解することで別の関連する問題も解けるようになります。各枝の関連記事も載せていますのであわせて見ていただければと思います。
脳神経と脳の違い
当たり前のところから説明しますが、脳神経は脳とは違います。
問題で「脳神経は中枢神経である」というような選択肢が出題されますがこれは間違い。
脳神経・脊髄神経は末梢神経で、脳と脊髄は中枢神経です。
知ってるって人も焦ると勘違いしてしまいますので要注意ポイントです。
脳神経とは?
脳神経がなぜここまでややこしいかというと12対ありそれぞれが感覚性であったり運動性であったり副交感性であったりするからです。
例えば、顔面神経は上記3つとも持ち合わせており、様々な機能・支配を持ちます。
まずは第1ステップとして12対の脳神経を覚えていきましょう。
【脳神経一覧】
Ⅰ:嗅神経
Ⅱ:視神経
Ⅲ:動眼神経
Ⅳ:滑車神経
Ⅴ:三叉神経
Ⅵ:外転神経
Ⅶ:顔面神経
Ⅷ:内耳神経
Ⅸ:舌咽神経
Ⅹ:迷走神経
Ⅺ:副神経
Ⅻ:舌下神経
【脳神経のゴロ】
嗅いでみて、動く車の三の外、顔が無いのは絶命、迷う服ぜっか
嗅い(嗅神経)でみて(視神経)、動く(動眼神経)車(滑車神経)の三(三叉神経)の外(外転神経)、顔(顔面神経)が無い(内耳神経)のは絶(舌咽神経)命、迷う(迷走神経)服(副神経)ぜっか(舌下神経)
ゴロで覚えるのもいいんですがとっさにⅧ番目とかⅩ番目とか出てこないですし、ゴロを忘れたり、間違えたりすると番号がずれることがあるので私は、素直にⅠが嗅神経とか番号+神経名で覚えるのをおすすめしてます。
また、ローマ数字にもなれておいたほうがいいですよ。
ⅣとⅥとかを勘違いしてしまうと結局知っていても間違いになります。
ファイナルファンタジーをする人は得意かもしれませんがそれも最近はⅫ以降なので役に立たないですね笑
これらが出てくる脳幹の部位はそれぞれ異なりますのでそれも覚えておきましょう。
【脳神経の出る部位】
▶大脳:I
▶間脳:II
▶中脳:III〜IV
▶橋:V〜VIII
▶延髄:IX〜XII
脳神経超簡単まとめ
本当に簡単に脳神経の支配や機能をまとめるこんな感じになります。
いきなり詳しい所を覚えずまずはざっくり全体的に確認をしていきます。
【Ⅰ:嗅神経】
嗅覚を司る神経です。
【Ⅱ:視神経】
視覚を司る神経です。
【Ⅲ:動眼神経】
眼球運動と副交換神経の瞳孔運動を司る脳神経です。
【Ⅳ:滑車神経】
「上斜筋」の運動を司る神経。
【Ⅴ:三叉神経】
咀嚼筋と顔全体の皮膚感覚を司る神経。
脳神経の中で最大の神経 さらに三枝に分かれる。
▶︎眼神経
▶︎上顎神経
▶︎下顎神経
【Ⅵ:外転神経】
「外側直筋」の運動を司る神経。
【Ⅶ:顔面神経】
表情筋と味覚の一部と唾液腺・涙腺などの副交感の混合神経。
【Ⅷ:内耳神経】
聴覚・平衡感覚を司る神経。
【Ⅸ:舌咽神経】
味覚の一部を司る。舌の動きを操作する筋を司る。副交感神経も司る混合神経
【Ⅹ:迷走神経】
運動・感覚・副交感を全て司る混合神経。
【Ⅺ:副神経】
胸鎖乳突筋と僧帽筋を司る神経。
【Ⅻ:舌下神経】
舌の運動のみを司る神経。
すごい簡単にまとめるとこのようになります。
ちょいちょい出てくる「混合神経」とは一体なんあのでしょうか。
簡単に言うと脳神経は「運動」・「感覚」・「副交感」の3パターンあります。
単に「運動」だけ・「感覚だけ」というものではなく2つとも関係しているものが「混合性」と言われてます。
※ゴロを画像にしてるため件数が多く表示されています。
上記まででも脳神経の勉強はできますが
▶ゴロで覚えたい方
▶もっと点数を取れるようにしたい人
▶関連する問題を解けるようになりたい人
におすすめです。
それでもなんか思っていたのと違うぞ?ってなった人のために
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