見出し画像

【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -北海道・東北エリア- 【VOL.011】

【2023/08/24 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【過去問解説・過去問題集】
 ⏩ 令和3年度 登録販売者試験  についての解説
  ー 北海道・東北エリア ー

オンラインで国家試験を学ぶなら森元塾

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。

【このマガジンの内容】
 ▶週1回の過去問解説
 ▶どこよりも詳しい解説
 ▶勉強の仕方・ノウハウ

【前回】

第3章 主な医薬品とその作用

問 16 次の記述は、強心薬に含まれる配合成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品に含有されるセンソは、1日用量が5mgを超えるように用法・用量が定められている。
b ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高め、意識をはっきりさせる作用を期待して用いられる。
c シンジュは、鎮静作用を期待して用いられる。
d リュウノウは、心筋に直接刺激を与え、強心作用を期待して用いられる。
1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)

問 17 コレステロールに関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
1 コレステロールの産生及び代謝は、主として肝臓で行われる。
2 水に溶けやすい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。
3 血漿中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階から自覚症状を伴うものが多い。
4 食事から摂取されたタンパク質及びビタミンから主に産生される。

問 18 次の記述は、コレステロール改善薬の配合成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a ソイステロ―ルは、低密度リポタンパク質の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、高密度リポタンパク質産生を高める作用があるとされる。
b リノール酸は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
c リボフラビン酪酸エステルは、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、中性脂肪抑制作用、過酸化脂質分解作用を有すると言われている。
d トコフェロール酢酸エステルは、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害の緩和を目的として用いられる。
1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

問 19 貧血及び貧血用薬とその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 鉄分は、白血球が酸素を運搬する上で重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラルである。
b 体の成長が著しい年長乳児や幼児、月経血損失のある女性、鉄要求量の増加する妊婦・母乳を与える女性では、鉄欠乏状態を生じやすい。
c 鉄製剤は、消化器系への副作用を軽減するために、食後に服用することが望ましい。
d 鉄製剤は、服用の前後30分にタンニン酸を含む飲食物を摂取すると、吸収が悪くなることがある。
 a b c d
1 誤 正 誤 誤
2 誤 正 正 正
3 正 誤 誤 正
4 正 誤 正 誤
5 正 正 正 正

問 20 循環器用薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
1 ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされる。
2 ルチンは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
3 ヘプロニカートは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
4 七物降下湯は、構成生薬としてダイオウを含み、本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。


ここから先は

4,434字
漢方に強い登録販売者を目指そう!

このマガジンは登録販売者取得のための国家試験対策オンライン塾です。 すでに登録販売者を持っている人もこれから登録販売者を取得する人にもおす…

無料記事も多数用意しております。 役に立ったと感じましたらチップもお待ちしております。