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図解イラストとゴロ合わせで簡単「六経弁証(三陰三陽)」の覚え方

【2024/09/10 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【東洋医学概論】
  ⏩六経弁証 についての解説
  (三陰三陽病証)

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけ です。



【東洋医学】六経について

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鍼灸治療で用いられる治療方法は「黄帝内経」の「霊枢」に記載されている内容(例えば臓腑弁証など)で、この傷寒論で考えられている六経弁証とは全く別物です。

そのため、太陽病だからといって、足の太陽膀胱経が関わるなどは関係していませんので注意が必要。

傷寒論 ≠ 経絡経穴

中身は全く別物なのに、名前をわざわざ一緒にしたというのは恐ろしいですね。

【六経】
 [三陽]
  ▶太陽病
  ▶少陽病
  ▶陽明病
 [三陰]
  ▶太陰病
  ▶少陰病
  ▶厥陰病

経絡とは違うものの一致している部分が多かったり、八綱弁証と合わせて考えられることが多いのも事実です。

順番に解説をしていきます。


【東洋医学】六経:太陽病について

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太陽病は、外感病の初期であり、八綱弁証では表寒証に属している。
風寒が人体に浸襲し、正気と邪気が体表において抗争する病証である。

【主な証候】
 ▶悪寒
 ▶発熱
 ▶頭痛
 ▶項強痛
 ▶脈浮

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【太陽病のゴロ合わせ】
 太陽で浮かれておはずかしい

 太陽(太陽病)で浮(浮脈)かれてお(悪寒)は(発熱)ず(頭痛)かしい(痛み)

国家試験で覚えておくポイントはここまでです。
これ以降はさらに詳しい太陽病の症状や理由をまとめています。

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