【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -北海道・東北エリア- 【VOL.018】
【2023/11/23 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
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第5章 医薬品の適正使用と安全対策
問 11 次の表は、ある胃腸薬に含まれている成分の一部である。次のうち、この胃腸薬を服用するにあたって注意すべき事項の説明として、正しいものの組み合わせはどれか。
3包中(1日服用量)
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 300mg
合成ヒドロタルサイト 800mg
水酸化マグネシウム 450mg
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 6mg
アルジオキサ 120mg
a 合成ヒドロタルサイトが含まれているため、透析療法を受けている人は服用しないこととされている。
b 水酸化マグネシウムが含まれているため、腎臓病の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談することとされている。
c アズレンスルホン酸ナトリウム水和物が含まれているため、糖尿病の診断を受けた人は、服用しないこととされている。
d アルジオキサが含まれているため、高齢者は服用前に専門家に相談することとされている。
1 (a、b)
2 (a、c)
3 (b、d)
4 (c、d)
問 12 一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 販売名に薬効名が含まれている場合には、添付文書への薬効名の記載は省略されることがある。
2 小児に使用させる場合の注意等は、用法及び用量の項目に続けて、これと区別して記載されている。
3 重篤な副作用として、ショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、喘息等が掲げられている医薬品では、「本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は長期連用しないこと」と記載されている。
4 重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに改訂された箇所を明示することとされている。
問 13 一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、「6歳未満の小児」には使用しないこととされている。
b エチニルエストラジオールは、妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって、胎児の先天性異常の発生が報告されているため、「妊婦又は妊娠していると思われる人」には使用しないこととされている。
c 芍薬甘草湯は、鬱血性心不全の副作用が現れることがあるため、「症状があるときのみの服用にとどめ、連用しないこと」とされている。
d ロペラミド塩酸塩は、眠気等を生じるおそれがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。
a b c d
1 誤 正 正 正
2 誤 誤 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 正 正 誤 誤
5 正 正 正 正
問 14 次の記述は、一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a アミノフィリン水和物は、乳児に神経過敏を起こすことがあるため、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている。
b メキタジンは、乳製カゼインを由来としているため、「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」は服用しないこととされている。
c スクラルファートを服用すると、胃液の分泌が亢進するおそれがあるため、「胃潰瘍の診断を受けた人」は服用しないこととされている。
d プソイドエフェドリン塩酸塩を服用すると、尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、「前立腺肥大による排尿困難の症状がある人」は服用しないこととされている。
1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)
問 15 一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。
1 糖尿病 ――― グリチルリチン酸二カリウム
2 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード
3 緑内障 ――― ジフェンヒドラミン塩酸塩
4 腎臓病 ――― プソイドエフェドリン塩酸塩
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