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【登録販売者:第3章】腸に作用する薬

【2023/12/01 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【第3章:主な医薬品とその作用】
 ⏩ 腸の薬  について

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こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。

【腸の薬】
 ▶整腸成分
 ▶止瀉成分
  →収斂成分
  →腸運動抑制成分
  →腸内殺菌成分
  →吸着成分
 ▶瀉下成分
  →刺激性瀉下成分
  →小腸刺激性瀉下成分
  →大腸刺激性瀉下成分
  →無機塩類
  →膨潤性瀉下成分
  →ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)
  →マルツエキス

【まとめ】重要なポイント

腸の薬には、タンニン酸アルブミンとタンニン酸ベルベリンという似た名前があるためそれぞれ覚えておく必要があります。

【タンニン酸アルブミンの副作用】
 ▶ショック(アナフィラキシー)
  牛乳にアレルギーがある人は使用を避ける

【タンニン酸ベルベリン】
 タンニン酸(収斂作用)とベルベリン(抗菌作用)の化合物
 消化管内ではタンニン酸とベルベリンに分かれて、それぞれ止瀉に働くことを期待して用いられる。

【ゴロ合わせ】
 担任のある牛乳 
 担任(タンニン)のある(アルブミン)牛乳(牛乳) 



【第3章】 腸の薬(整腸薬・止瀉薬・瀉下薬)

【腸の不調】
 腸における消化、栄養成分や水分の吸収が正常に行われなかったり、腸管がその内容物を送り出す運動に異常が生じると、便秘や軟便、下痢といった症状が現れる。

【下痢が起こる主な要因】
[急性の下痢]
 ▶体の冷えや消化不良
 ▶細菌やウイルス等の消化器感染(食中毒など)
 ▶緊張等の精神的なストレスによるもの
[慢性の下痢]
 ▶腸自体に病変を生じている可能性

【便秘が起こる主な要因】
[一過性の便秘]
 ▶環境変化等のストレス
 ▶医薬品の副作用
[慢性の便秘]
 ▶加齢や病気による腸の働きの低下
 ▶便意を繰り返し我慢し続けること等による腸管の感受性の低下
  など

【整腸薬】
 腸の調子や便通を整える(整腸)
 ▶腹部膨満感
 ▶軟便
 ▶便秘
 に用いる

止瀉薬】
 瀉はお腹を下す意味
 ▶下痢
 ▶食あたり
 ▶吐下し
 ▶水あたり
 ▶下り腹
 ▶軟便
 に用いる

【瀉下薬(下剤)】
[便秘症状及び便秘に伴う下記の症状]
 ▶肌荒れ
 ▶頭重
 ▶のぼせ
 ▶吹き出物
 ▶食欲不振
 ▶腹部膨満
 ▶腸内異常発酵
 ▶痔の症状の緩和
 ▶腸内容物の排除
 に用いる


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