【過去問解説】令和3年度登録販売者試験 -関西広域連合エリア- 【VOL.008】
【2022/10/08 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
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【このマガジンの内容】
▶2週1回の過去問解説
▶どこよりも詳しい解説
▶勉強の仕方・ノウハウ
第3章 主な医薬品とその作用
問 1 かぜ(かぜ症候群)に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a かぜの約8割は、細菌の感染が原因となる。
b 冬場に、発熱や頭痛を伴った悪心・嘔吐や下痢等の消化器症状が現れる場合、ウイルス性胃腸炎である場合が多い。
c 急激な発熱を伴う場合や、症状が4日以上続くとき、又は症状が重篤なときは、かぜではない可能性が高い。
d 発熱、咳、鼻水などのうち、いずれかの症状がはっきりしている場合には、必ずしもかぜ薬(総合感冒薬)が選択されるのが最適とは限らない。
a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 正 正 正
5 誤 正 誤 正
問 2 一般用医薬品のかぜ薬(総合感冒薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a チペピジンヒベンズ酸塩は、気管・気管支を拡げる成分である。
b エテンザミドは、インフルエンザにかかっている15歳未満の小児には使用を避ける必要がある。
c プソイドエフェドリン塩酸塩は、依存性に留意する必要がある。
d 去痰成分として、グアイフェネシンがある。
a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正
問 3 かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 葛根湯は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。
b 麻黄湯は、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感、発汗過多、全身脱力感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
c 小柴胡湯は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、感冒、花粉症に適すとされる。
d 桂枝湯は、マオウを含有するため、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)は使用を避ける必要がある。
1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)
問 4 発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛薬とその配合成分に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 解熱鎮痛薬の効果は、一部の漢方処方製剤を除き、痙攣性の内臓痛には、期待できない。
b アセトアミノフェンは、解熱鎮痛作用の他に、血液を凝固しにくくさせる作用があるため、医療用医薬品の血栓予防成分としても用いられている。
c 解熱鎮痛薬は、なるべく空腹時を避けて服用することとなっている場合が多く、また、服用期間中は、飲酒は避けることとされている。
d プロスタグランジンは、脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、体温を通常よりも下げる方向に調節する。
1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)
問 5 一般用医薬品において用いられる解熱鎮痛成分(アセトアミノフェン及び生薬成分を除く。)の副作用に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 循環血流量を増加させる作用があるため、心臓の負担を増大させる可能性がある。
b 腎血流量を減少させる作用があるため、腎機能に障害があると、その症状を悪化させる可能性がある。
c プロスタグランジンの産生を介した胃腸粘膜保護作用があるため、胃粘膜障害は生じにくい。
d アスピリンは、ピリン系の成分ではないため、薬疹等のアレルギー症状が生じることはない。
1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)
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