女性であること。

最近やっとNetflixの「followers」を一気見しました。

変に反骨精神があるタイプなので流行りのものはすぐには見ません、、、(捻くれてます笑)

かなり遅れて観たドラマでしたが結果から言うと、今の私にとても刺さったドラマでした。

ドラマの作り的な観点からすると賛否両論あるのでしょうけど、内容自体は今の若者にスッと入るわかりやすいドラマだったのではないでしょうか。

監督はヘルタースケルターやダイナーなど、独特な世界観で定評のある蜷川実花。

豪華なキャスト陣から見てわかるように大衆向けのドラマだと思うので、あまり蜷川実花の世界観を押し付けすぎず、とてもわかりやすく、真っ直ぐなストーリーでドラマならではの面白さがありました。

内容は、現代の若者、SNS、ジェンダー、男女格差など、社会的な問題が盛り込まれていて、見応えたっぷりなドラマです。

私はこの「followers」を見ながら何度も自分が女性であることの価値を考えました。

女性という価値を履き違えていないか？

私の女性としての幸せってなんだろう？

たくさん考えました。

誰しも二面性があり、完璧な人間なんていません。もちろん私も、人には言えないこと、知られたくない一面があります。

強く立っていようとしても、自分の弱さ故に楽な道を選んでしまうこともあります。

ここでドラマの中の台詞を少し(かなり長い)抜粋させてください。

以下、劇中の台詞です↓

『 残念ながら女性だから出来ないこと、不自由なことはまだたくさんあります。

それでもまっすぐ立って闘うためには自分の意志で責任を持って生きる強さが必要です。

男性を通じてしか社会とは繋がれない女性にはならないでください。

精神的にも経済的にも自立した女性であり続けてください。

女性であることを肯定し、しなやかに凛として闘っていきましょう。

欲望の強さと行動力、そしてそれを支える精神と肉体のタフネスを持ち続けてください。

それこそが自由への扉です。』

この台詞を聞いた時、今の自分に言われているようで涙が止まらなくなりました。

私が掲げる理想の女性像は、まさに、精神的にも経済的にも自立していて、強く美しい女性です。

その思いとは裏腹に、楽な方に楽な方にと逃げてしまう自分もいます。

時間はかかるかもしれませんが、この台詞を胸に留めて日々精進していきたいです。

女性の皆さんも、女性でいることの価値、それを今一度考えてみてください。