銀行ゲーム
皆さんこんにちは、幼児と小学生のモンテッソーリ教育が受けられる教室、モンテッソーリ・ファームです。
noteでは、モンテッソーリ教育についてや、モンテッソーリ・ファームのクラス内の実際の子どもたちの様子をお届けしています。
モンテッソーリ・ファームでは整えられた、3-12歳のモンテッソーリ教育の環境の中で、幼児クラス、小学生クラスで様々な活動をする子どもたちの姿が見られます。
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エレメンタリーの銀行ゲームとは???
幼児の数教育も様々な活動活動が用意されています。その中で「銀行ごっこ」「両替ゲーム」のような活動があるのをご存じでしょうか?
モンテッソーリは子どもの活動の中に「銀行」のシチュエーションをつくることで、子どもが数をより楽しめると考えたのかもしれません。小学生になってもBANKGAME(銀行ゲーム)というものが、新たな教具と共に出てきます。
3-6歳では、金のビーズやカードを使って、数を数え、両替や一致の活動
でした。
小学生になると、専用の数カードのみを利用した、かけ算の活動をします。
ある日のエレメンタリークラスの様子です。子どもたちはまず、1から900万までの数カードを大きな絨毯に並べていきます。
次に、係を決めます。「銀行屋さん」「受付としてチェックする人」「お客様」の役割に分かれて、行います。
そして幼児のように金ビーズ(具体物)を使わず、抽象化されたカードだけで足し算や掛け算を頭の中で計算していきます!
(例)「(お客様:)4563を3回ください」「(受付:)少々お待ちください。」計算をして伝え「(銀行:)カードをとって渡す」など。
この日も、役割を変えて何度もくりかえしました。知らないうちに、頭の中で暗算をしています。
モンテッソーリ教育の数教育の素晴らしい部分の一つは、同じ目的に到達するために、いくつもの「手段」が選べることです。
ある子どもは、同じかけ算をするのに、幼児期のなじみのある切手遊びやビーズを好むでしょう。またある子は、小さなそろばんを、ある子は小学生になってから知った大きいそろばん、チェッカーボードや、こういうカードを使った掛け算を好むなど、たくさんの選択肢があります。
どの選択肢が子どもにとって一番わかりやすいかはわかりません。
でも、選べることによって、自分の理解をたすけることが見つかる可能性は高くなります。
これからも子どもたちが数の世界に親しみ、楽しんでくれることを目指していきます。
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(執筆者:あべようこ)
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