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【Mlog.15 モンテッソーリアンになるためには】

私がよく使うワード、「モンテッソーリアン」とはどういう人なのか、またどのようにしてなるのかについてお話しします。

モンテッソーリアンとは、モンテッソーリ教師のことを指していて、資格を持っている人のことを言います。

私は、

0-3歳の国際モンテッソーリ教員資格(通称AMI)と

3-6歳の日本モンテッソーリ教員資格(通称JAM)を持っています。

なので、「0-6歳のモンテッソーリアン」として活動をしているのです。

☆モンテッソーリアンになるためには…

「モンテッソーリアンに今日からなりたい!」と思っても、すぐになれるものではありません。

私がモンテッソーリアンになりたいと思った時から、実際に現在の資格を取るまで、約6年ほどかかりました。

私が資格をとった流れとして…

2017-18年くらいに、モンテッソーリアンになりたい!と情報収集

2019年 幼稚園教諭就職と共に、3-6歳日本モンテッソーリ教員コース(夜間)入学

2021年 3-6歳日本モンテッソーリ教員コース卒業

2022年 0-3歳国際モンテッソーリ教員コース入学

2023年 0-3歳国際モンテッソーリ教員コース卒業

という流れです。

モンテッソーリアンになるためのコースはいろいろな種類があり、

私の通った2つのことを話すと…

-日本モンテッソーリ教員の方は-

「日本モンテッソーリ協会公認モンテッソーリ教員養成コース」に通っていました。このコースは全国に5か所あり、東京・京都・広島・福岡・長崎(長崎は選択制ですが、大学在学中に広島コースを取得することができます)私は、東京コースに通っていました。

東京コースのことでお話しすると、

夜間のみのコースで、毎週土曜(9:300-17:30)と月2-3回水曜(18:00-20:00)でカリキュラムが作られており、トータル2年をかけて資格を取ります。

3-6歳の教具が分野ごとに分けれらており、(日常生活・感覚・言語・数・文化)これらを1年目は、日常生活と感覚。2年目は、言語と数と文化。そして2年間にわたって、モンテッソーリ教育の理論を学びます。

また授業とは別に、観察実習5日間と実践実習15日間の、20日間実習があります。

これら全てを行い、1年の終わりと2年の年明け前にテストがあり、最終の試験が1-2月にかけてありました。

(文章でつらつらと細かく書いているので、意味不明なところはご了承ください‼︎)

このような形で3-6歳の日本モンテッソーリ教員資格を取りました。

-国際モンテッソーリ教員の方は-

国際とついているため分かる方もいると思いますが、モンテッソーリ教育を作ったマリア・モンテッソーリさんが作ったものです。

(正確には、息子のマリオ・モンテッソーリさんと一緒に作りました)

1929年に作られたので、あと数年で100周年なんです‼︎

話を戻しますが… 笑

「国際モンテッソーリ協会」が認めているコースは、世界に93ヶ所のあり日本は3ヶ所あります。

10、20年前は、不定期に開催されたり海外のコースで取らないと取れない…等ありましたが、現在は0-6歳は日本でも取れるようになっています!

(小学校過程は、まだ時間がかかると思います…)

私は、0-3歳のトレーニングコースという資格を取るコースに行きました。(アシスタントコースというものもあり、よりライトなものもあります)

コロナ禍でもあったため、オンラインとオフラインと交互にある形でした。福岡のコースに通っていたため、オフラインの時は福岡に2-3週間の滞在を授業で3回と、試験で1ヶ月滞在しました。

オンラインでは、オフラインの前の1ヶ月間や2週間前に水・木・金ので授業がありました。(時間はバラバラで直前にならないと分からない…)

そのほかに、教具制作・250時間の観察・25時間の実習がありました。

1年間のコースなので、効率よくしていかないと本当に卒業できないと脅されながら学んでいました 笑

実際、赤ちゃん観察の250時間をする前に、赤ちゃんを見せて!とお願いするのも大変で、なかなか見つからないけど期限は迫ってくる…みたいなこともあったり、教具制作をして良いもの作れた!と思っても、トレーナー(教えてくれている人の呼び方)から、「子どもが握るのは大きすぎるよね」など何度も作り直し…

合格をもらうまでがとても大変で、「Ok/Pass」の文字が、本当に嬉しかったのを覚えています! 

国際コースも日本のコースも共通しているのは、アルバムと呼ばれる「自分の教科書」を作ることです。

コースに通っても、配布されるプリントもワークシートや絵のみで、講義で習う内容を全てまとめ、提出して、OKをもらわなければアルバムが完成しない仕組みになっています。

完璧!と思って提出しても、「再提出」で返却されることはザラにありました。

といった感じで、

だだだーーーっと書いてみましたが、モンテッソーリアンになるためにはなかなか大変だと、書いていて感じました 笑

ただ、コースを受ける人たちの年齢層もバラバラで、20代は少なく上は70代の方まで幅広く受けていました。

子育てをしながらコースに通っている人も何人も見て、今でも一緒に学んだ仲間として交流があります。

この2年間と1年間の学びは、本当に有意義で大変ではありましたが幸せな時間でもありました。

資格をとって終わりではなく、これからをどのように活かすかは行動次第!と自分に言い聞かせて、お届けしてまいります

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