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モンテディオ山形U23マーケティング部2期の軌跡を辿る【第1章:想い】

ライター:新井陽介(2期部長)

10/6(日)レノファ山口戦におけるU23マーケティング部プロデュースデー「ヒラメキパーク~可能性はムゲンダイ~」をもって、10か月に及ぶU23マーケティング部第2期の活動は幕を閉じました。本記事を通して、これまでの活動を振り返ります。
第1章では、10か月間の活動を振り返りつつ、改めてU23マーケティング部に対して抱いた想いを綴ります。第3期に応募しようか悩んでいる方、この活動に興味のあるモンテディオ山形サポーターの皆様、是非最後までご一読ください。

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U23マーケティング部とは

本題に入る前に、改めてU23マーケティング部の概要をお伝えします。
県内外40人の高校生・大学生によって構成されたマーケティング組織です。週1回1時間半の定例ミーティングに加え、チームに分かれて施策を構築・実践する際にはチーム単位でもミーティングを開き、全員が議論に参加し意見をぶつけ合っています。

これまでの活動の軌跡

プロデュースデーについては第2章で綴るので、1月の活動開始からプロデュースデーまでの活動を簡単に振り返ろうと思います。

1月のキックオフミーティングを終えて間もない自分たちに与えられた課題は、「山形県の地域課題を解決するための施策を考えてきなさい」というものでした。お互いのことを深く知れていないし、マーケティングの知識もまだまだ無い中で不安だらけでしたが、「まずはやってみな!」という言葉に押されて取り組みました。この取り組みで、「怖気づいたり悩んだりせず、とりあえず挑戦してみよう」という姿勢を学ばせてもらったと思います。

その後は定例ミーティングの時間を活用して外部講師の方々によるマーケティング知識のインプットをしつつ、その傍らで数チームに分かれて活動を行っていきました。インプットの内容はどれも一級品で、「無料で受けていいの??」と驚かされるものばかりでした。
下のリンクはその一例です。時間に余裕がある方、是非ご一読下さい。

チームに分かれて活動してきた内容については、大きく①イベントの考案・実行②チケット販促③クラブ運営に関する取り組みに分類されます。

それぞれの内容を深掘りすると長文になってしまうので抜粋しますが…
いずれの施策に対しても数か月という時間をかけて、自分たちで0から企画を作り上げ、実行していきました。

U23マーケティング部への想い

U23マーケティング部で過ごした10か月間を経て感じたこと・学んだことが、大きく3つあります。

①「本気になる」ということ、それによって痛感する辛さ・もどかしさ

10か月間、数え切れないほどミーティングをして議論を重ね、その度に躓き、自分の実力不足を痛感し続けました。加えて、部長という立場で活動する中で、チームが思うように1つにまとまらず葛藤したこともありました。今思うと、それらはこの組織で活動することに対して「本気」だったから経験できたことだと思います。

「本気になる」って、中々経験できないことだと思います。手を抜いてしまうことがほとんどだからです。今までの自分もそうでした。「これくらいでいいか」と言い訳をしてしまい、とりあえず妥協する道を選んでしまうんです。でも、この組織ではそれが起こらなかった。部長としての責任感は勿論ですが、それ以上に下2つの要素が大きいです。

②本気になれる環境を与えてくれる社員さん・メンターさんたちの偉大さ

「失敗はいくらでもしていい。その代わりに、やると決めたことに対して責任を持ちなさい」。相田社長や山﨑さんが何度も口にしていた言葉です。

平気な顔をして語りかけてくれていましたが、この言葉には相当な覚悟が隠れていると感じました。実際、活動に際する多額の費用を用意してもらっただけでなく、平日・休日関係なしに全力でサポートしてくれました。特に合宿では、自分たちの議論に明け方近くまで付き合っていただき、「支える側も本気だ」という姿勢を示し続けてくれました。

尊敬できる偉大な大人たちに支えられたこの環境で、「自分も本気で向き合い続けて、結果で応えたい」と心の底から感じられたから、ここまで頑張ることが出来ました。

③本気になる原動力をくれたメンバーたちへの感謝

U23マーケティング部の中で、一番メンバーに支えてもらった」と断言できるほど、メンバーには日々助けてもらいました。

2期のメンバーは、かなり個性があったと思います。
生まれも育ちも山形県、というメンバーもいれば全く山形県に関与したことが無いメンバーもいました。そのため、参加目的も様々で、全員の士気を保つことに本当に苦労しました。実際上手く行かなかったことも多かったです。

しかし、活動する過程で主体性を持って動いてくれたり、時には落ち込む私に喝を入れてくれたりと、次第に各自が成長し、互いの距離が近づいていくことを感じました。

初めは「部長なのに支えてもらって情けない」と思っていましたが、同時に「支えてもらった分チームに貢献できるように頑張ろう!」と前向きになれました。そしてある時、「この循環が生まれるのはお互いを『仲間』と認めているからだ」ということに気づきました。

全員本気だったから、互いに認め合い、支え合う仲間になれたと思います。
この仲間たちから、最後まで走りきるパワーを貰えたことは本当に幸せなことでした。

最高の仲間たちと作り上げた集大成「ヒラメキパーク」に関しては、第2章で綴ります。お楽しみに!