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令和6年度宅建士試験の結果と感想

2024年11月27日、令和6年度宅建士試験の合格発表がありました。

先日、不動産適正取引推進機構(以下、機構)の発表した広告文書を確認したところ、自分の受験番号がありましたので、無事に合格です。

インターネットで文書を見ただけなので、合格したという実感がまだ薄いのですが、この後、機構から簡易書留郵便?で合格証書が届くはずなので、実物を見たらもっと実感が湧くと思います。

合格証書は紛失したら再発行はされない(合格証明書は再発行してくれる)ので、絶対になくさないよう注意ですね。

何はともあれ、合格出来て安心しました。

前回の記事を読んで頂き、応援、メッセージ、スキを頂いた方々にはお礼を申し上げたいです。誠にありがとうございました。

本試験では50点中44点を取りましたが、今回の合格点は37点(5問免除なし)、合格率は18.6%とかなり高く、蓋を開けてみれば本試験としては易しい回だったようです。

ただ、実際に受験した身としては、初見と感じる問題が多くて難しく感じました。受験生全体のレベルが上がっていることも、合格点が高く出た理由の一つとして考えられると思います。

ちなみに、受験地である北海道の合格率は17.1%で、平均より低い状況となりました。申込者ベースで計算し直してみると、北海道では約14%の合格率です。

易しい回とは言っても、申し込んだ人がほとんど全員合格するような試験ではないことが数字からもわかりますね。

世間の評価は「たかが宅建」かもしれませんが、3ヶ月間好きなゲームもせずに、必死で対策した身としては「されど宅建」です。

他の受験生の方も、様々な犠牲を払って勉強されてきたことと思いますし、世間が何と言おうとも、俺は受験生に敬意を払いたい。

来年度は宅建業法の改正もあるようですし、もしかしたら試験自体も難化するかもしれませんので、一般の想像以上に面倒で大変な試験であることに拍車がかかるかもしれません。

合格点の設定など、本試験について色々思うところはあるのですが、ひとまず感想については以上です。

さて、試験範囲の知識ですが、試験に合格しただけでは、まだ「宅建士」だと名乗ることはできません。

世間に対して「宅建士」を名乗るため、不動産業界での一定の就業経験がない場合には、まずは国土交通大臣の指定する登録実務講習に参加して、そこでも修了試験に合格する必要があります。

もちろん、不動産業界で一定の就業経験が認められれば上記講習を受ける必要はないのですが、業界で長年就業しているのに、大人の事情で実務経験が「ない」とされる場合もあるようですね。

不思議だなあ。なんでかなあ。ヒントは宅建業法で従業員5人に1人の宅建士の配置が義務付けられているからです。

ヒントになったでしょうか?(笑)

話を戻しますが、修了試験に合格したら、やっと宅建士としての登録が出来るのですが、それでもまだ「宅建士」を名乗れません(笑)

登録が終わってから宅建士証をもらって初めて、「宅建士」であると名乗れる…という面倒くさい流れになります。

なので、年明けに早めに国土交通大臣の実務講習を受けて、登録までさっさと済ましてしまおうと考えています。

修了試験で落ちる人は少ないようですが、試験の知識が少しでも頭に残っているうちに済ませてしまったほうが良さそうですし。

実務講習は委託を受けた資格試験予備校等で受けられるようなので、来月になったら申し込む予定です。

実は上記講習の申し込み自体は合格発表前から可能でした。そのため、札幌の日建学院の席はほぼ埋まっていました…もう俺の席ないかも…。

それより、当面の問題はこの一連の講習代やら登録料やらで年明けから相当なお金がぶっ飛んで行きそうなことですかね。はぁ…。

人生山あり谷あり。では。


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