【もんたの病気と食事】この食事がもんたの命を支えている。※ずんぐり体型についても記載
はじめに
正直この題材を記事にするか迷っていた。
病気を持つペットの話題となるとどうしても話が深刻になりやすく、もんたを見てネガティブな感情が先行してしまう可能性があるからだ。
しかし、皆様のコメントを拝見していると抱えている問題がわからないことへの不安を持ち続けるよりは、問題に向き合って取り組んでいることを知ることで安心してもんたを見ることができるのではないかと考えた。
他にも
「もんたのことをもっと知りたい。」
「病気ということは分かったけど、一体どんなケアをしているのか知りたい。」
といった要望があったのも本記事を作成した理由の1つだ。
もんたの病気や食事への理解を深めたり、もし同じような病気や障害を抱えているペットがいれば参考にしていただければと思う。
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もんたの基本情報
病気に対する5つのケアとその効果
【子猫症(ドワーフィズム)】→①チラーヂン
【対応】
毎朝欠かさず飲ませているのはチラーヂンという、子猫症の原因である低下した甲状腺機能を高める薬だ。
チラーヂンは錠剤だが、もんたが食べやすいように砕いて粉末にし、ちゅーるにかけて与えている。
毎朝飲ませる必要があるため、確実に完食してくれるちゅーるはとても便利だ。
ちゅーるの説明書きには1日4本までと書いてあるが、もんたの健康面を考えて1日1/2本をあげている。
(チュールの上にかけられたチラーヂン粉末)
【効果】
外に出たがったり動きまわったりと徐々に元気になってきているように感じる。
また、チラーヂンの効果かどうは分からないが前歯が少しずつ生えてきているように感じる。
【腎臓疾患】→②ヒルズ(k/d缶)
【対応】
もんたはこれまで血尿2回、頻尿1回のトラブルがあり、病院の検査で腎臓に結晶があることが分かった。
病院の勧めで缶詰をヒルズk/dに切り替えることにした。
(k/d缶とラクツロースシロップを混ぜたもの)
【効果】
進行を遅らせるためのもので見た目では分からないが、食べさせていてよかったと将来的に思えるようになればと思う。
【便秘】→③ラクツロースシロップ / ④ロイヤルカナン消化器サポート(可溶性繊維)
【対応】
便秘は今のもんたにとって最も深刻な問題だ。
猫の便秘は処置をしないと命に関わることもある。
もんたは今まで便秘の処置で3度の入院をし、その間いろいろな食事方法を試してきた。
その中でもラクツロースシロップは効果、手軽さ、安全面、コストパフォーマンスどれをとっても優れていると感じている。
ラクツロースシロップは缶詰に混ざりやすく、体に吸収されずに便に混ざって排出されるので安心して与えることができる。
これのおかげでもんたは問題なく便を出せている。
ただし量を間違えると効果がなかったり、下痢になってしまうことがあるので注意が必要だ。
ロイヤルカナンは置き餌にしており、もんたが気が向いたときに食べている。
【効果】
2日に1〜2回は形のある柔らかめの便が出るようになった。
【歯肉炎?】→⑤歯磨き
【対応】
歯肉炎は原因が分からないため(?)
付加して記した。
単純に口の問題もあれば、腎臓疾患が原因の場合もあるようだ。
今は1日に1回、ゴムタイプの人間用歯間ブラシで口の中に残った食べカスを優しく取るようにしている(通常の歯磨きのように磨くと歯ぐきを傷めるおそれがあるので注意)。
【効果】
水を飲んだあとによだれが垂れる頻度が減っている。また、少しづつではあるがニオイが軽減しているように感じる。
※もんたの食事まとめ↓↓↓
【朝】
ちゅーる 1/2本(①チラーヂン粉末)
【朝・夕方】
②ヒルズ(k/d缶)× ③ラクツロースシロップ
【置き餌】
④ロイヤルカナン消化器サポート(可溶性繊維)
※1日1回、夜に⑤歯磨き
※もんたのずんぐり体型について
もんたファンの中にはもんたの体型が心配している人もいるのではないだろうか。
この独特なフォルムなので心配されても仕方ないかもしれないが、結論から言うともんたは太っているわけではない。
犬や猫の肥満度は肋骨や背骨の皮下脂肪の乗り具合で判断するのだが、もんたは標準〜やや細身なのだ。
ではなぜもんたはずんぐり体型なのか。
ある程度猫の知識がある人や、子猫症の症状を調べた人はご存知かと思うが、原因として考えられることは遺伝と疾患。
遺伝については、マンクスやエキゾチックショートヘアなど、ずんぐり体型が標準の猫種がいて、もんたはその血が受け継がれている可能性がある。
疾患については、子猫症の症状の1つである腹部の膨らみである。
もんたの体型チェックは日頃から行っているが、特に問題はなく、もしこれ以上痩せても腹部の膨らみはこのままほとんど変わることはない。
最後に
本記事の通りもんたはいろいろな病気をかかえているため、記事を見てネガティブな感情になってしまうのは仕方がない部分もある。
しかし生き物は遅かれ早かれ病気になってしまうもので、現状を嘆くよりも現実と向き合い付き合っていく方がよっぽど有意義な時間を過ごせると思っている。
もんたの病気に対するケアや心配をするのは私ひとりに任せて皆様は思いっきり癒やされてほしい。
そしてその心のまま身近な人を大切にしてほしい。
そのための「もんたの日常」なのだから。