テレワーク勤務をやってみて
朝目覚めると時間は9:30だった。
いつもはもっと早く起きるのだが、今日は寝坊してしまった。
いや今日からテレワークなのだ。
急遽テレワークに移行するための準備で遅くまで残業になったので今朝は疲れがに抜けていない。
眠い目を擦りながら、とりえず身支度をする。
会社に行くわけでもないのに身支度するのは急なテレビ会議などになった時に寝癖が付いているのは流石にまずいからである。あと流石に気持ちがよくないから。
さて出勤するかという意気込をし、職場へと向かう。
そう普段は使わない物置化している部屋へ。
前夜に物置化しているデスク(勉強机)の上を片付けていたので清々しい気持ちで仕事を始めることができた。
自分の家の部屋で仕事ができる日が来るとは。。。
勉強するだろうと家で勉強できない人間が買った勉強机が仕事場になった。
ちなみにいつもはリビングのテーブルで作業やPCをつかっているので、このデスクで他の作業をする習慣をつけるには非常にいい機会だと思っている。
さて、前置きが長くなったが、テレワークを1日やってみて思ったことを書きたい。
第一に企業にはぜひこのテレワークを働き方の1つとして今後選択できるようにして欲しいと思った。
私の仕事は経理職でまだまだ帳票類が多いため、正直100%テレワークには適していない。しかし、全てではなく部分的に見ると、自分の会社の仕事でもテレワークでも対応できる業務があるということを今日証明できたと思う。
テレワークが働き方の一つとして認められることは、小さい子を持つ子育て世代にとってはとても、ありがたい。
なんせ、どうしても家で子供の面倒をみなきゃ行けなくなっても、家で仕事ができることは非常に気持ち的に楽だからである。
どうしても世の中的にはまだ、子供が保育園を休むとなったら、母親が休むという流れがある。
しかし、このテレワークが選択肢の一つとなれば父親側も堂々と「今日は家で仕事をします」といい、妻にも「今日は僕がお世話するよ」と悩むことなく言えるからである。
これは同僚のワーパパと話していても同じ意見であった。
次に、職場環境と実施する業務を分けることで効率があがるのではないかと思った。
仕事には、他人とリアルに対面して捗る業務と、自分だけで行うことで捗る業務があると考える。
これをオフィスでは前者を、テレワークでは後者を明確に区別して行うとで効率的に仕事ができるのではないかと。
今日実際に行ってみて、他部門や営業現場からの電話がならない環境がいかに業務の進捗に影響を与えるのか身をもって実感した。
電話がない環境を作れればいいが、経理は他部署からの会計や税務がらみの相談に応じるものも1つの業務なので、なくすことはできないが、業務する環境を分けることで、集中して行っていた業務を中断することなく続けられるのは、残業時間を減らす観点からも有効であると感じた。
最後にテレワークをやって気をつけなければいけないなということを述べよう。
それはテレワークは自分との戦いでもあるということだ。
監視がない環境に身を置かれると、人間は楽をしたい生き物なので、だらけそうになる。今回この環境でとても実感した。上ではいいことを書いたが、裏を返せばオフィスという他の人の目がある場所以外で、それに変わるのは自分自身であり、甘やかすことができるのも自分である。
テレワークを可能にしたインターネットという技術は、働き方をを変えてくれるものの、使い方を誤れば人間を誘惑し、むしろ厳しい環境に追い込むことになるのではと感じた。
過去に聞いたけんすうさんのVoicyやイチロー選手の話を思い出した。
まとまりのない感じになってきたが、結論としては、テレワークはぜひ今後も取り入れていって欲しいし、誘惑に負け家であまり勉強できない私は家で仕事のできない人間にならないように自分を律していかなきゃなと思った1日でした。
ではまたね。