ある作家さんのエッセイに、その人の子供の頃の記憶が瑞々しい感覚で書かれていたのを読んで、私も今ある記憶をもっと時間が経って忘れる前に書き残しておこうと思った。
思えば私は比較的、子供の頃の記憶はある方な気がする。
しかし、写真で見る思い出や親から聞く話は逆にほぼ覚えていないので興味深い。子供の自分の観点から印象的だったことだけ覚えているのだろう。
幼稚園の時までの記憶である。
これ以外にも覚えていることはあるが、また特徴的なことを思い出したら追記したい。
案外、幼児の時の記憶は残っている。そして忘れてしまった記憶も、かけてもらった言葉、させてもらった経験、注いでもらった愛情は自分の中に活きているのだろうと思う。
楽しく愉快な幼児時代を過ごさせてもらったことに感謝したい。