『あの夜であえたら』をざっくり話す
国際フォーラムを熱狂の渦に巻き込んだ二日間。
その冒頭とハイライト入りのPVが先日公開された。
最初に大声を張り上げてリードしてくれる人が出て来たが、
どんな作品やお芝居もリハーサルをする人達の存在があって成り立ってるんだよという事。
お笑い番組で『リハの段階で〜』とかの発言をよく見るだろうけど、彼らは黒子のような存在も兼ねており観る側により良いものをお届けするべく日夜頑張ってくれている。
本当に頭が下がる存在である。
本作のプロデュースを手掛ける石井玄氏は円盤(Blu-ray化)はしないとXで公言しているので来月5日までのアーカイブ配信を観ておけるうちに観た方が良いと断言する。
(そして彼は来年のオードリーの東京ドームでのイベントに向けて頑張っている)
前作も前作で凄い作品だけど、スタッフもそれにかける情熱も物凄い熱量を要したのは想像に難くない。
出演者サイドの気持ちにあるのは良いものを手掛けたい、来て頂いた観客の皆さんに、画面の向こうのあなたに面白いものをお伝えしたい、狂気じみたまでのパトスの奔流がある。
ラジオが好きでお芝居が好きで、本当に良かったと思える時間でした。
見ている側はペンライトを振り拍手をしたり笑って泣いて感動を共有しあえた。
これはエンタメのあるべき方向性に於ける答えの一つだ。
もうこんな映像作品は世に出てこないんじゃないかってくらいとんでもない前例を作ってしまった気もする。
次の次にはネタバレを含む内容をアップするのでそれを読んでからでも遅くはないので配信チケットを購入して是非見て欲しい。
去年の公演の『あの夜で覚えてる』も履修しておくと尚良しですよ。