はじめてのキングスキャニオンで、ソロダイヤ到達までの全てのことを書く
はじめに
FPS歴はほぼ0、シーズン7の開幕から参戦。
現在はジブとブラハで横ハン(中距離稼ぎ無し)が取れる程度の強さ。
この記事は決して、下手でも○○をすることでダイヤに行けました!というお役立ち情報お届けnoteではありません。
日々のランクマッチの中で自分が何をすべきか様々な視点から試行錯誤し、その結果何ができたか、何ができなかったか、何で躓いたかを様々な視点から振り返っていく備忘録です。
記事前半は自分の過去記事と共に時系列での振り返り、後半は個々の要素の分析となっています。
2月9日
キングスキャニオンで迷子になる
キングスキャニオンでのランクマッチで初めて行き詰まりを感じ、書いたのがこの記事だった。この日の記事の内容を3行でまとめると
・マップがわからない
・ホライゾン使ってたらマップ覚えられないから使わないほうがよくない?
・レジェンド選択も武器選択もよくわからない
3番目に関しては後半の内容で書くので1,2番目の話を振り返ってみる。
・ホライゾンを封印してマップを覚える
マップ理解度:☆☆☆☆☆ マップ理解への貢献度:★★★★★
マップがキングスキャニオンになってからはとにかく口を開けば「マップがわからない!どこから登れるのかわからない!あ死んだ」としか言ってなかった。あまりにも犬死する頻度が多い。
シーズン7ではゴールドなんてやってれば勝手にあがるでしょ?と余裕をかましていたのにキンキャニではまずプラチナに上がるための上達法を模索しなければならなかった。
マップを理解してないのに飛ぶな
結果としてシーズン7でよく使っていたホライゾンを封印し、ジブやブラハなどの高所に行けないキャラをあえて選択、移動による失敗を持ってして自分の頭に移動経路を叩き込んでいった。ゴールドのうちに心置きなく失敗した。
2月15日~2月20日
・クリプトが野良で合わせやすいのでは?
・クリプト使ってランクの数字3つあがってうれしい
・視野角86って弱くない?
クリプトへの転向
ハマり度:★★★★★ 心の平穏度:★★★★☆ 慢心度:★★★★★
この時は「キルムーブしたい味方にはEMPで、ハイドしたい味方には部隊数と調査ビーコンで誰にでも合わせられるのでは?」という思いつきで野良クリプトが実は合うんじゃないかなあと使ってみたらピタリとはまったのか、一気にゴールド2からプラ3まで走り抜けて舞い上がっていた。
実際地形があまりよくわかっていなかろうが、敵がいると思われる方向にEMPをぶつけて味方と一緒に突っ込むだけで大体勝てて楽だった。EMPを飛ばす直前に自分だけでも部隊数をチラ見しておけばいざとなったらサイナラもできる、強い。ついでに基本一般人なので地形を覚えるための経験値も逃さない。
この時はよかったのだが、少し成功体験が膨らみすぎたのか後に詰まることになる。
迷う、視野角
迷走度:★★★★☆ マップ理解度:★★☆☆☆
この当時、視野角はなんと86。この記事を読んでいる人の中で90未満でプレイする、していた人はほとんどいないんじゃないだろうか。
少しでも遠くの敵をよく見えるようにしたい!という思いからインファイトがギリギリ弱くならない範囲に抑えたつもりだったのが86であった。
この時点では現状の視野角を疑っているだけで結局何もしていなかったのだが、後日新たな視野角に辿り着く事になる。もっと早く辿り着け。
2月22日
来たる大迷走時代
撃ち合い:★☆☆☆☆ 迷走度:★★★★★ マップ理解度:★★☆☆☆
日が経てば経つほど撃ち合い、特にマスティフが弱くなっていた。
①マスティフを当てられずに負ける
②またクソエイムしたらどうしようとヒヨる
③マスティフが余計当たらなくなる
のネガティブループに陥りインファイトの勝率は崩れ落ちていった。
とにかく、それでも勝てるようEMPを使ってアーマー差をつけておけば心の平穏も戻ってくるだろうと必死だった。その必死さがさらなる沼につながっていった。
「EMPを確実に意味があるタイミングで撃ちたい」と少しでも小手先の情報を増やそうとすればするほど目まぐるしく変わるゲームの展開に取り残されていったのだ。多次元的な思考から次第に、線を手繰るような、点を掴むような浅い思考にランクダウンしていった。自分では考えようとしているつもりの時ほどダメな結果になるというのは本当に辛いものがあった。
2月25日
なぜクリプトが合わなくなってきたのか考えているようだが
・漁夫りにいったら漁夫られる場所でしか戦闘おきない
・漁夫を恐れて戦闘が中断される場面が多い
・仕掛けられる側になると一般人
ということらしい。
EMPは敵が展開している時ほど活躍が難しい、辛い状況ほどより辛いのが気になりだし、この記事あたりでクリプトから転向する事を考え始めた。
スキャンであえて自分達の居場所を知らせて「こっちに突っ込んできたら漁夫で両成敗ですよ?」というブラッドハウンドの立ち回りはなかなか面白く、マップ理解度も徐々に進んできているためクリプトよりも自分の肌に合い始めたと思い使い始めた。
2月27日
視野角革命が起きる
革命度:★★★★☆ ハマり度(当時):★★★☆☆
ブラハを使うにあたってまず練習すべき事はなんだろうか?と思った時にまず考えたのは「ウルト中の戦闘能力の強化」だった。
今まであまりブラハを真面目に使った事はなく、たまに使うとマスティフのジグルピークをしようとしてるのに遮蔽から体3つ分飛び出してしまうくらいには移動速度アップに慣れていなかった。
訓練場で知り合いと何回かブラハウルト込みのタイマンをしてみたのだが、視野角が上がった影響でとにかくインファイトが勝ちやすい、敵が遅く見える、自分の動きが速くなった気がして避けれそうな気分になる。
この体験から普段の視野角も上げたほうがいいんじゃないかと思い、試しで視野角を変える事を試みた。
視野角86からブラハウルトを使った場合は約107.5になるのだが、スプリット1の頃104でずっとやっていて敵が見えないと感じていたのでそれよりも低い視野角を求めた。
最終的に自分がよく見ているまさのりchという方の視野角と同じ96にしてみる事を試した。意味もなくコロコロ変えて沼るのが嫌だったのでしばらく試し続けたいと思える根拠の無い理由が欲しかった。
変えた当初は中距離レンジの戦闘を不安がっていたが、結果的にこの視野角はダイヤ到達した日まで使い続けている。
3月2日
この日は自分で書いた記事もあるのだが、そんなものはどうでもよくそれ以上に自分の中で革命が起きた記事があるので紹介させていただく。
革命度:★★★★★
■カジュアルと違うのは戦略。撃ち合いの立ち回りは同じ
考えるよりも先に自分の脳が理解した。逆に今までなぜかこの事を知らなかった、忘れていた、見ようとしていなかった。
キルポが無くても最悪6位か4位にいければポイントは減らないだとか、ダウンさえしなければ希望はあるだとか、保守的な事を考えればキリがない、そこから抜け出す。
日本人は立ち周り偏重な人間は多く、私もその一人なのは間違いなかった。
それが極論まで達した時、立ち回りさえよければ負けないはずだ、ダウンしないはずだと妄信的な発想に支配されるかもしれない。
ランクマッチ専用の撃ち合い方法なんて無いんだ。
敵がいた!どうしよう?じゃないんだよ。
ブラハウルトぶっぱで足並みの揃ってない敵を一人ボコる、人数有利を作ってごり押す。駄目だったり漁夫が来たら一人だけでも逃げてくれというくらいの勢いでいいじゃない。
戦いに負ける事が駄目なのではなく、萎縮して戦いに負ける事が真の敗北だと身にしみた。-16程度のマイナスならあまりメンタルにも来なくなった。
3月3日
自分自身をメンタルコーチングする人
ダイヤいけそう度:★★★★★ 不安度:★★★☆☆
前日の気づきから、自分はもう今シーズンダイヤに行く資格はあるだろうと確信した。
しかし、1回決意したとかなんだと言って二度とヘラらなくなるようなメンタルでは無い。嫌な事が続けばまた心が曲がり消極的、短絡的な立ち回りをしてネガティブループに入る可能性は絶対に考えられた。自分自身を支える記事がまだ必要だった。
1:毎日エイム練習をしてくれ
2:お前だけでも部隊のために動け
3:どうしようかな~って迷ってる時間を作るな
4:余計な事を考えるな
直近の反省点で頻出しやすいものを戒めてみたが、間違いなく2がダイヤに行けるかどうかの一番の壁だとは思っていた。
どうしても味方と噛み合わない事が続く日は当然あり、ポイントは増える事なくただ精神を削っただけの時間が存在する事に人は耐え続ける事はできるのだろうか?もしポイントに変動は無くともスプリット1の日数、自分の精神は無限に持ってくれるわけじゃない。自暴自棄になり雑なプレイでRPを溶かせば終わりだ。
それでも、自分にも味方にも、期待も失望もどっちもしない。
フラットな状態で挑む事だけは忘れたくなかった。
3月5日~3月6日
盛れる度:★★★☆☆ 慢心度:★★★★☆
不安とは裏腹に、このあたりは安定して盛れる日が続いた。
作戦としては
・一日90分前後を限度にする
という集中力を維持できる限界の中で遊ぶという割と単純な事ではあった。
実際、集中力が切れてるとわかりながら続けたり取り返そうとしたマッチでは連続してポイントを減らす事が当然多かった。
作戦をなぞった結果は調子よく事が進み、この段階で毎日本当に+100RP盛れるなら…この皮算用が数日後の自分を苦しめた。なぜフラグを立ててしまうのか。
3月7日
3/10のアプデ内容が公表された後の記事。
迷走度:★★★★★ 何言ってんだ度:★★★★★
・グレネードを1個しか持たない人になる
この日は「グレネードを1個しか持たなければ2個目を投げる選択肢が無くなって視野が広がる」という自分専用の理論を掲げていた。
1割の間違いを許容すれば他の9割が確実にやれる、という考えなら必ずしも間違ってはいないと言えるのだが…
今となっては普通にグレを2個以上持っているし、この時はただプレイスタイルの軸が謎すぎた。
・ワットソンが籠城のスタンダードになる?
なってないと思うし結局ランクマで1度も使う事はなかった。
小柄補正におびえているというのが結構理由として大きい。
・マスティフって弱体化されたの?
されたよ、紫ボルトまでついてたら最速で撃つ事は基本的に正しくないし。
「対面のマスティフが弱体化した事による相対的な自分の強化」に触れていたのはいいと思う。
3月13日
一度はダイヤを諦めかけた
精神状態:☆☆☆☆☆ → ★★★★★
3/10にはジブ、マスティフ、ヘムロック等の調整があった。
それにも関わらず、今までぼちぼちの頻度でnoteを書いていたのに新たな記事を書いたのはこの日の事だった。
確認できる状況だけでも3/6の時点では5860RP、この3/13の記事では「プラ2底辺」とうなだれている。
一週間前までは一日100RP盛れれば、と言っていたのに一週間で100RPである。盛れない日が続いて参っていき、APEXを始める前から「今日は盛れるのだろうか…はぁ…」という気持ちでいっぱいで、何をしてても窮屈な思いだった。
私、ハンマー持ってるんだよ?強いでしょ?
とは当然ならないのだが、とにかくなんでもいいから心の支えになるものが欲しかった。メインで使っているブラハはまだハンマーを持っておらず、ハイドしか脳が無い奴と思われてないかを不安がっていた。
記載が無いが記憶ではこの記事のちょっと前に感度を下げていた、下げたら突然腰撃ちが当たるようになったのだ。今までは「いやどう見てもめちゃくちゃあたってるじゃん」とか言いながら敵の左右に弾を送りこんで死んでいたのに。
もしかして、私の振り向き行き過ぎ…!?
今なら行けるんじゃないか、とりあえず何も考えずにブラハでカジュアルに行きスピファで敵の周りをひたすらぐるぐる回って撃ってたら2000ダメージ出ていた。最終的には「君のマスティフ振り向き追いついてませんよW」くらいの精神状態だった。調子がよすぎである。
腰撃ちの感度がついに"合った"という感覚を得たので遭遇戦最強のスピファをメイン武器の第一候補に。第二候補はマスティフよりも腰撃ちが楽なEVAとしてこの2つをランクマで積極的に使うことを意識した。ダイヤを半分諦めていたというのもあり敵がいたら可能な限り倒す!という前のめりな心構えでランクマでも暴れまわる事ができ一日で+300盛れたらしい。
3月16日
・義務感を感じていた時のメンタルが再来していた
・思い切って一日休んだ
・休んだ次の日はフルポチャンピオンとれた
一日おきどころか一秒ごとに心情が変わる、忙しい。
本当に精神面に関してなかなか不器用な人間なので、義務感を取り払うには寝てリセットするしかないと思った。仮眠ではなく深い眠りの中で記憶と精神を整理して翌日に望んだ。
自分の腕では惰性でプレイして勝手に上がるわけじゃない、そうじゃないからこそ自分の腕を試す挑戦としてダイヤに挑んでいる。そんな気持ちの切り替えが上手く行き、結果的にだとしても2日分のRPを持ち帰る事ができた。
3月17日~3月18日
ダイヤいけそう度:★★★★★ マップ理解度:★★★★☆
精神面が軌道に乗ってからはあまりにも調子に乗っている、すでにダイヤ軌道を持っていると勘違いしているんじゃないだろうか。なんなら記事内で軽く嘘をついている部分まである。
・敵のカバーがすぐ来そうにない時はちゃんと確キル
これは調子のいい時の自分をさらに調子づけるためのひと押しになってくれた。上手く行けばリターンの大きい行動が成功するとそれだけで精神が安定してくる。
・今日だけで+282と今スプリットで一番盛れた日になった。
3/13に300RPを盛った事は記憶に無いらしい。
ここでこそ調子に乗っているものの、やはり沼期間が続いていた時期もあり記憶を喪失しているんだと思う。
・キンキャニでの戦闘にも慣れてきたのでついに封印していたホライゾンを使う時が来たのかもしれない。
使ってない。
3月19日
最終的にはなんの精神的負担もなくダイヤ4に到達した。
少なくともこの日の時点では「プラチナの中では間違いなく平均より撃ち合いが強い」という自身を持てた。今私の目の前に出てきましたね?はいお前キルポ、くらいのノリである。
立ち回りでも、撃ち合いでも、精神的にも、ここまで強くなれてよかった。
使用武器雑感
お世話になった武器や、お世話になろうとしたけど結局上手く使えなかった武器達に書きたい事を書いていく。
本命武器の練度を人並みの70点、それまでの繋ぎ武器は最低限のリコイルとトラッキングを確保できる40点を目指す事がまだまだ初心者の自分にとっては成長するうえでバランスがよかった。
・スピットファイア
マスティフ弱体化後のインファイト最強武器と信じて疑わなかった今回のMVP。普通にまたナーフされると思う。
中距離でのDPSは大したことはないものの、スピファで一人目を引っ込めさせ、カバーしようとしてきた二人目をそのまま流れでモグラ叩きするゲームができるのは愉快だった。ブラハウルト中なら強調表示でモグラ叩きが非常にしやすかったのも相性がよかった。
・R301
自分が死なないとでも思ってる移動の隙が甘いプラチナ帯の敵を咎める事に特化したキルポ&進化ポイント生成器。第二のMVP。
2倍に関してはチャージライフルのように扱えたものの、3倍は毎日練習していたわけでもなくリコイルが飛んでいたのが反省点。弾は6枠持ったほうがよかったと思う場面が多かったが実際にそこまで持てていた事はほとんどなかった。
・EVA-8オート
マスティフ弱体化後はEVAの方がパワーが高いという仮説を立てインファイト最強武器その2として使用した。
激しい移動にも耐える腰撃ち精度、インベントリの節約、アタッチメントの手軽さ。これほどお手軽な武器もなかなかないだろう。え?リロード?
この武器に関して一つ仮説を立てて実践していた事があるのだが
・紫ボルトを拾わない
という事だった。マスティフの影に隠れていたが先月のアプデで連射速度が上がっており、紫ボルトをつけたEVAは視覚的にめちゃくちゃブレるし、一瞬で撃ち終わるのが仇となりEVA最大の弱点であるリロードをしなければならない事が増えたのを実感した。正直アプデ前の使用感はあまり覚えてないが少なくとも今の連射速度はヤバいと思っている。
上手いプレイヤーであってもボルト、301、スピファといった運用が楽な武器が人気である事を踏まえて「フルオートで安定した運用」は魅力である事だと評価を見据えた。
ハマった発想をできたと実際にランクマで使い続けて実感した。
・ヘムロック
腰撃ち弱体化もあり、ヘビーアモは基本的にインファイト用としていたという理由でほとんど使っていなかったのだが安心して射線を広げられるPTだと敵をボコボコにできてやはり強いなと思った。301よりも燃費がいいのは感激ポイントが高い。
・ディヴォーション
タボチャと揃った事は片手で数えるほどしかなかったが、揃った時にはナンバーワンのゴリ押し力でキルポを稼いでくれた。ボルトを使う人が少ないのでマガジンは基本フリーでもらえるのもよかった。リココンは30点くらいだと思う。
・マスティフ
EVAの繋ぎ。(マスティフ弱体化後)
精神状態で強さが極端に変わる武器だった、弱体化後は思い切って優先度を下げた。
弱体化後は明らかに敵のマスティフが驚異に感じず相対的に自分が強化された。2連戦をこなすのにリロードが必須な事も増え継戦能力が低下したのもでかい。
室内でのジグルピークは相変わらず最強なので、対面ではそれをさせない事(先にグレ入れるとか)を意識した。
・ボルト
遮蔽を使う事を前提とした武器なので、空間把握が足りないうちの勝率は本当にひどいものだった。
遮蔽に隠れたつもりで横から別の敵に撃たれたり、遮蔽に隠れた後敵を見失ってせっかく取った有利がリセットされて赤子のように泣いてた。
マップを理解してきた最終盤でも、スピファEVAのゴリ押しをメインにしていたので選択肢の少ない時に使うという程度の扱いだった。
・SR各種
SRを撃っているとどこからともなくSR絶対○すマンの陽キャが突っ込んできてリスキーなので武器の選択肢が少ない時に使うのが主だった。
2~3倍のトリテあたりなら中距離から詰めるきっかけを作るのにもちょうどいいのだが、結局追いエイムの当てやすさやインファイトの最終手段としてそれ301でいいじゃんって感じだった。
使用レジェンド雑感
武器&レジェンド選択では「何が、どの状況で、どれくらい、強いのか」を考え続ける。能力調整があれば数値から考えてみたり、実際の使用感を見てみたり、強豪プレイヤーの発言に触れて取り入れたり疑ってみたりする。様々な角度から見て、世間の評価じゃなく自分の評価で何を使うべきかを信じて使っていく。
キングスキャニオンでは「移動スキルを持たない」キャラというのはそれだけでランクマッチを生き残る事に不自由があった。それでも使う価値があるとすればそれを補う圧倒的なキャラパワーが必要だと感じた。
・ブラッドハウンド ピック率1位
Tier1と謳われるレジェンドが次々に弱体化される中、ブラハは私がAPEXを始めてから一度も弱体化されたことはなかった。
部隊に与えることのできる情報量が多すぎる。有利な時はとことん有利だし、ゲーム中のどんな状況で使っても腐らないウルトはちょっと意味がわからない。気軽に使える移動スキルが無い事を差し引いても明らかな現環境のOP。
アルティメット促進剤とスピファとEVAが本体。
・オクタン ピック率2位
足の速い腰撃ちと、横&縦移動と共に細かい役割がいろいろできる汎用性でセカンドピックを任せることとなった。
シーズン8の強化後からまともに触り始めたのだが、興奮剤は必要な時にだけしっかり使うという事を心がけるのが一番安定する立ち回りに繋がった。やみくもに廊下を走ってはいけない。
ブラハと共にスピファ or EVAのゼロ距離ちょこまかゴリ押し脳筋戦術の片翼を担った。
・レヴナント ピック率5位
ブラハとオクタンが両方取られた時に自動的に相性がよくなるというシナジーを考え、主にマスティフ弱体化後からサードレジェンドとして使った。
移動スキルは無いものの、積極的に戦闘をする機会が増える事からキルポのおこぼれチャンスがあったり、ランクマをやりながら撃ち合いを鍛えられる部分を評価した。
おそらく悪くない考えではあったのだが、使おうと考えていた時点でのレヴのキル数は3くらいしかなく、練度がどうとかの問題ではないプレイヤースキルだった。
カジュアルや訓練場で少し慣らしはしたものの付け焼き刃で上達する範囲はたかが知れているのは流石にわかりきっていた。基本的にはレヴウルト、パッシブのよじ登り力として力を発揮することがほとんどでサイレンスに関しては全然上手く使えてなかったと思う。
・クリプト ピック率3位
スプリット1前半のランクマッチを支えた。
・EMP撃って敵に弾を当てる事しか考える事がないので単純だった
・スプリット序盤は好戦的な部隊が多く、部隊数が減りやすかった
という条件の中ではハマり役だったが、自分の中で半端に増えていく知識や環境の変化によってブラハの即効性に立ち位置を譲ることになった。
・ジブラルタル ピック率4位
シーズン7では最も使っていたレジェンドの一人で、その時唯一ハンマーを持っていたという事もあり純粋な戦闘力では一番頼りになるだろうと思った。クリプトを試す前によくピックしていた。
キングスキャニオンでヒットボックスがでかいというのはやはりきつく
・移動中に大きく削られ一人だけ死ぬ
・攻めの起点にされる→負けるか最終的に漁夫られて終わる
という事が多い印象を受けた。
マスティフ&ガンシ弱体化後からはキャラパワーも突出してると言える状態ではなく、移動スキルが無いレジェンドはそれだけで空気になりやすいということで最終的にはピック候補から外れた。
レジェンド選択総評
最終的なレジェンドピックは
ブラッドハウンド>オクタン>レヴナント
だったがレヴに関しては3番目に強いと思ってピックしていたというわけではない。
この3人はだいたい自分の行動によって「ああ攻めるのね」と野良が察してくれやすく、ランクマッチで最も重要な足並みを合わせるという難易度を下げれるというのがとてもやりやすかった。
ランクマ的戦略のこと
シーズン8で全く成長していないわけではないのだが、このあたりの事はシーズン7の時点でほとんどの野良より率先して考えて動けていたと思う。
・シグナルでの先導力
・寄りやすい安置方向の把握
・敵が密集しにくい場所の予測
・先篭もり、安置際ムーブをした時の強弱の判断
・リスク無く漁夫れるかどうか
・ジャンプマスター
・強いハイド場所
など…
記事の冒頭で
この記事は決して、下手でも○○をすることでダイヤに行けました!というお役立ち情報お届けnoteではありません。
と書いたのは、今回のダイヤ到達に最も貢献した事は間違いなく「マップ把握」と「腰撃ち感度が合った事」から来る自信だからだ。
マップを覚えてエイムを合わせたらダイヤになれました。
いかがでしたでしょうか?
なんて書いてもどうしようもないので、立ち回りの上達について語る事が無い代わりにリアルタイムで自分が何を考えていたかを重視した記事にしたかった。
エイムは労働、戦略は夢の不労所得
というたとえができるんじゃないかなと思った。そう考えてみた。
今より上のランクに行きたいと思っても手足に染み込むようなエイム力は一夜で身につくものではない。そんなところに「立ち回りだけでダイヤになれる」方法があれば私のような人は飛びつくだろう。毎日何もしなくても稼げる状態にならないのかなぁと考え始めるのだ。
しかしエイムがろくに備わってない人はいつしか立ち回りだけでちまちまとRPを稼ぐ行為は苦行になると思う。6位でもマイナス、10位以下なら-36という事で頭がいっぱいになりヘラる。そして「労働(エイム)で稼ぐほうが楽だろ!」とたまらず立ち上がるのだ。私は駄目だと感じてからは毎日1ミリずつ膝を上げていくことができた。
幸いにもAPEXというゲームではエイムと戦略が乗算する事がもっともランクを上げる事に適している。どちらかが壊滅的だったとしても理解さえすれば上達し始める事に手遅れはないのだ。
初動ファイトで差をつける
初動にかぎらず「戦わないといけない状況なのに戦おうとしない」というのはプラチナで苦戦している人ほどありがちなのはもう間違いない、私が保証する。自分の過去の記事でも触れていたようだ。
ジャンマスでほんっっっっっっとうにどうしようもなく被るしかなくなったり、何かの間違いでジャンマスを奪われ雑頭に堂々と被せ降りさせられた時に思うことといえば
「あ~~~かぶった~~~ほんともぉ~~~やだ~~~」
だと思うのだが、そんな事を考えている場合ではない。今の自分は違う。
「被ってるんだね?○すね?今あなた地面のアイテム見てるね?○すね?」
という勢いでとりあえず人数有利を作れば何も問題ない。無理に初動避けて物資が無いまま死ぬよりも気持ちが楽だしキルポも稼げた(なお人数有利作ったのに初動負ける事も正直めちゃくちゃあったので何も問題がないわけではない)
おわりに
上達を実感しながら実績がついてくるAPEXというゲームは本当にすごい。
私は「シグナルとその場の雰囲気で連携ができる」というゲーム性が好きで今回ソロダイヤを目指し、達成した。
初めてのハンマーでは中距離での稼ぎをせずに取る、という無駄なプライドを貫き、ジブラルタルでそれを達成できた。とても嬉しかった。
他人からすればどうでもいい無駄なプライドを持ったプレイスタイルも、APEXという人口の多いゲームでなら世界に一人くらいは喜びをわかり合える、わかち合える人もいると思う。
もしこの記事を読んで一部分でも「私も同じ境遇があった」と共感してくれる人がいたら嬉しく思う。
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