ボラカイ島/イメージページ
何年か前初めて桟橋もないこの島のビーチに、ジャバジャバと膝までつかりながら上陸したときは、
感動というか・・・「きっとこの島には 世話になる・・・」そんな気がした。
それから僕らは、入れ替わり立ち替わり、この島に通うことになる。
真っ白い砂にあふれた、 リーフに囲まれた海は2つの顔を持っている。
鋭く海面を切り裂く、スラロームに適した広く浅い海面。もう一つはややウェイビーな、強いブローのはいる海面。
そしてリーフを一つ出ると、強く吹き続ける風と、足元で崩れる波を供給するミステリアスな海。
夕方になると、ビーチのレストランに灯がともる。椰子の木に、もたくさんのイルミネイションが飾られている。
椰子の実の一つ一つも宝石のように輝きだした。
向かい合う恋人たちは なにを話しているのだろう。
バルコニーで、一瓶100円のラム酒を腹に流し込む・・・
今日の風の話に花が咲く、見上げると手の届きそうな満天の星空。
「明日もきっと吹くよ、早く寝よう。」
アジアのビーチを中心に、ウインドサーフィントリップで世界をめぐる。