ボラカイ島/"I'ts Perfect Island"ウインドサーフィンパラダイス
1st day
成田→マニラ→カティキュラン→ボラカイ
やっとたどりついたホテルはチロルチロル。
交渉は決裂して、2800pだった。(1p=2、2円)
以前世話になった、じゅんの店を発見し、夕食。
部屋に戻り、この日記をかいている。
急に風があがって来た。明日はレンタ ルショップを決めなければ。。。
アリス、f2、ミストラル、グリーンヤード。4件回って決めよう。
ネネットが職替えしてレストランのマネージャーになったそうだ。
明日が楽しみだ。朝から動き回ろう。
遠くから、カントリーが聞こえる。
いもりがキュッキュッと泣いている。
わらぶきの屋根を風がゆすっている、幸せ!
2nd day
1日レンタル40ドルだが、5日で80ドルにねぎった。
今日はしょっぱなから4、2オーバー佐藤君3、6オーバー。
でも、リーフの中なのでフラット! ジャイブが決まる決まる。
俺はJPの85L-255cm、佐藤君はF2のaxis85L252cmでのトライだ。
弾丸のようにプレーニングしてゆく彼はいきなり3、6を大破!
9時半には海に出ていたのだが、 昼までにへろへろになるまで乗った。
その後風が一気に落ちたので5、9に張り変え、 対岸の無人島に上陸。
しばし休息を楽しんだ帰り道、何と風が一気に4、2まであがり、
二人とも流されてしまった。
しかも、 吉岡は最新モデルのラフジェットをやぶり、
ショップのジュニオー ルに大目玉をくらっれしまった。
でも結局4時半まで乗りつづけ、第万足の初日であった。
sail/4.2-4.7-5.9-4.2-5.4 セイルリペアー50ドル!たけぇー!
3rd day
チロルチロルが2日しかあいていないとのこと、
朝、お湯をもらい、ホットカラマンシーをのむ。 うまい!
チロルのバルコニーからはホワイトサンドビーチが見え、
ハンモックにゆられながら、ホットカラマンシー、
波の音が遠くに聞こえ、ざわざわとヤシの木が風に揺れている。
ものすごい幸せ!そりゃそうか!?
でもチロルをチェックアウトし、アリスに決定、
なんと1000p!ずいぶん安くなったもんだ。
今日も吹いた!4、7で出たけ、オーバー 。
4、2にしようかと思ったけど、使用中。
3、6まで落とした。午後になると落ちて来ると思ったけど、
全然落ちない。
早くも手の皮が限界。 何か対策を考えないと明日位に終わってしまう。
しかし、ボラカイのスーパーキッズには驚いた!!
たった10歳の1m50位しかない子供が、
大人と同じエリアで1度も休まず、
朝から晩までプレーニングしているじゃありませんか!?
しかもジャイブまできっちり決める!!
いやはや・・・子供にもやられるとは・・・。
sail/4.7-3.6-5.7-4.7
4th day
今日は朝だけ、4、7だったが久々のライトウインド、
最後は6、4でのフィニッシュだった。
ツーリストセンターでテーピングと包帯を買って
とてもナイスなプロテクターを作った。
数回試すうちに巻きかたもうまくなり、
ほぼ、ベストなテーピングができるようになり、
辛うじて吾輩の手は生き残った。
ほほえましい光景を見かけた。
白人の60代中盤と思える5人位のおじさん達のグループ
がセイルアップをしていた。
しかも浜にいる友達たちまで大声で
「だめだだめだぁ!もっと後ろに乗るんだぁ!!」と
大騒ぎ!しかも全然上達しない!
sail/4.7-5.7-6.4-5.7
5th day
朝、6、4と6、9で数回走るが、 やがてアンダーになってしまった。
午後から話していたクックファイト、闘鶏に出かけた。
ものすごくエキサイティングで興奮してしまった。
melonとwalaに別れ、これは多分相撲の西と東の意味と同じであろう。
ニワトリの脚に大きなナイフをつけて殺し会うもので、
雰囲気はまさに競馬場!沢山の人がエキサイトしていた。
真ん中に戦うグランドがあり、その回りを囲うようにして 席が在り、
いわゆるコロシアムだ。
独特の緊張感がぴリぴリとしていた。
「アイスコー!アイスコー!」の声がとびかい、
始め理解出来なかったが、100pかけて当たると、
ニワトリのオーナーに20%引かれて180p入るしくみらしい。
計算すると大体1試合にオーナーは600ー700p入る、
こっちの人には大金である。
少しなれて来て、裏庭にまわると、
さっきまけたニワトリが 殺されて丸裸にされているではないか!
なんとグロい!!
かわいそすぎる! 勝ったニワトリはお医者さんがいて、
リペアーされていた。
結果は100pマイナスくらい、
まあ、観光客だからこんなもんでしょ!?
sail/6.4-6.9-....
プールに足をジャブジャブ入れて見る。
ひんやりとした感覚、、、ざわざわとヤシの木が揺れる。
ここは小さな小さなワンダーランド、
仕事中もフリーな時間にも夢見たしま、 時間の止まった島。
明日何が起こるのかも、誰と出会うのかも、 全て風次第…
アリス、イン、ワンダーランド。
そのなの通り…人々は不思議の国に暮らす。
目覚めて過ごして、眠るリズムの島、アリス、イン、ワンダー ランド。
全てある島から、何もない島に来て夢を見る、
ここはボラカイ、ワンダーランド。
6th day
海に出られる最終日 残念ながらライトウインド、7、3を使用してみるが、 プレーニングすることができなかった。
sail/7.3
final day
朝6時に起きてのチェックアウト。 さみしいよーーぅ。。。
本気でここで暮らしたい! すぐに帰ってくるから!!
しーゆー、スーン。。。
マニラ空港で飛行機が1時間遅れた。
あまり暇なので人間ウォッチングが始まった。
しかし、目を覆いたくなるくらいエロエロじじい達がうようよいる。
初めは冷ややかな目で見ていたのだが、
やがてあまりのだらしないスケベエ顔に、
おかしくなってしまった。
なにもそんなにスケベエな顔しなくたってよかろう!??
この世のものとは思えないくらい、変態丸出しだ。
「えっ!??僕っておしゃれ?う~~ん!こいつう!!」
これを、べたな日本語でやっているからたまらない!!
やめてくれ~~!
そんなスケベエな顔しないでくれぇ~~!
あんまりおもしろかったので、盗撮して公開することとした。
しかし人権保護のため、モザイクをかけさせていただきました。
わっはっは、わっはっは!馬鹿笑いをしながら、
成田に着いた瞬間!28度から5度!
しかもみぞれまじりの中、真っ黒い顔をして、
タンパンTシャツで降りたった我々は、
まるでクールランニングスのジャマイカ人のように、
目が点になってしまった。
おしまい・・・
アジアのビーチを中心に、ウインドサーフィントリップで世界をめぐる。