Redmi K50 Pro カメラ速攻レビュー
(※4/17追記)夜の動画について追記を行いました
どうも、しばもんです。
ついったー @monsivamon
概要
今回はXiaomiグループとしては初採用となるDimensity9000を搭載したRedmi K50 Proを購入し、写真のテストを行ってきたのでレビューしていく。
今回検証したK50 Proは現時点(2022/4/2)で最新のMIUI13.0.9で撮影したものであるのでアップデートで大きく変化がある可能性がある点についてはご了承願いたい。
K50 Proの写真だけ並べてもわかりにくいと思うので主にK50 Proと同じイメージセンサーを採用するXiaomi 11T Proを比較用に載せていく。
広角、超広角(昼)
まずは昼の写真を比較していく
11T Pro , K50 Proの順で広角、超広角と比べていく
光量があるので基本的にはどちらもよく撮れており、差に関しても空の色など好みのレベルである。
ただ広角の中央の木の陰のあたりをよくみると、K50 Proが完全に黒つぶれしているのに対して11T Proはかろうじて色を出せているので11T Proのほうがダイナミックレンジ(以降DRと略す)に優れているということになる。
デジタルズーム性能
ここからは広角のデジタルズームを比べていく。
先程より光量の弱いところで2倍ズームをしたのがこの写真である。
一目瞭然で11T ProのほうがDRに優れている。
K50 Proは現状この写真に限らず全体的にDRが効かず、暗い絵を作る傾向にあるのだが、ここではそれが強く出た。
続いて5倍ズームである。
これは解像感、ノイズ量共にK50 Proの圧勝である。
要因としてはOISの有無によるところが大きいと思われる。
ただでさえズームはブレやすいのでこれを抑止できるOISの差は大きいのだろう。
SoCの違いによるデジタル処理の違いもあるのかもしれないが、広角と超広角は微妙だったのでK50 Proのデジタル処理がいいかは疑問である。
マクロ性能
お昼比較の最後はマクロだ。
見れば明らかだがK50 Proのマクロはいまいちである。
昨年まではマクロスコープをアピールしてきたXiaomiだがここにきて弱体化させる意図は良くわからない。
都市夜景
ここからはスマホが苦手とする夜景を比べていく。
夜景はOISの搭載有無で画質が劇的に変わるのでOISのない11T Proに対しては圧倒的有利なはずなのだが。。
引き続き11T Pro , K50 Proの順で広角を比べる。
今回は中央付近の拡大図もつけておく。
見れば明らかだがK50 Proのほうがノイズが多い。
また左の通路の模様も消えかけているなど解像感も悪い。
前述しているが夜景はOISの搭載有無で画質が劇的に変わるのでこの結果には理解不能である。
この時点でこの後の撮影にやる気を失ったのはナイショである。
超広角に関してはどちらも酷いが、K50 Proのほうがパッと見の印象は良い。
夜間HDR性能
ある程度の光量がある環境ではK50 Proが優位になることもあるようで、この写真はK50 Proのほうがデティールを正確に捉えているほかDRも良いのがわかる。
レンズフレアゴースト
最後にレンズフレアゴーストを見ていく。
レンズフレアゴーストはフラグシップでもきちんと処理できないものが多いのだが、例に漏れずどちらも左の光源によるゴーストを抑えきれていない。K50 Proのほうがマシではある。
(※4/17追記)夜の動画について
夜の動画を載せるの忘れていたので追記しておく。
正直どちらも酷い画質だが、この感覚は私が日頃フラグシップばかり使っており目が肥えているせいだと思うのでどちらも元の価格を考えれば十分であると思う。
一応Redmi K50 ProとXiaomi 11T Proそれぞれ載せておくので確認していただきたい。
総評
HM2というまぁまぁなセンサーにOISで確定で画質アップ、更にDimensity9000がカメラ処理の強さを謳っていたためカメラの写りは11T Proの何倍も良くなるのではと期待していただけにがっかりしているのが正直なところである。
ただ、歴代Xiaomiのスマホのカメラが発売直後酷いのは毎度のことなので、元々悪くないパーツを使っているK50 Proのカメラは今後の調整で化ける可能性が高く期待できると考える。
私の予想ではK50 ProのグローバルモデルとされるPOCO F4 Pro発売までには調整を終えてくると思うので今焦って大陸版でもある本端末を買う必要はないかもしれない。
スキ!されると記事制作のモチベーションになります。
ではまた。ちゃーお。