【最強!?】Xiaomi 12S Ultra カメラレビュー【VS HONOR Magic4 Ultimate】
どうも、しばもんです。
ついったー @monsivamon
今回はXiaomi 12S Ultraのカメラレビューを行っていく。
カメラスペック解説
まず簡単にカメラのスペックを紹介していく。
以下の画像はXiaomi公式サイトより引用した画像である。
先代Mi11Uと同じくシンプルな三眼構成となっているが、メインレンズに搭載されているセンサーがSamsung ISOCELL GN2(1/1.12)からSONY IMX989(1/1)へと変更されている。
超広角とペリスコープ望遠には先代同様IMX586を引き続き採用しているがF値が変わっていないのでハード的にはメインレンズ以外同じである。
Leicaコラボについて
Mi11Uから12SUはハードよりもソフトウェアがLeica監修のものに変わったことが最大の変化点である。
カメラUIが大幅に変わり、Leicaフィルターが使えるようになっている他に「Leica Vibrant」と「Leica Authentic」の2つの撮影モードを切り替えて撮影できるようになった。
これにより画質というよりは写真の色味が従来モデルとは全く異なるように変化している。
個人的に面白いと思う機能はAIフレームで、撮影した写真に後付でおしゃれなLeicaロゴのフレームを入れることができる用になった。
このAIフレームと編集機能を使うことでなんとなくおしゃれでプロが撮ったような雰囲気の写真を簡単に作成できるようになった。
前述の通り12S Ultraには2つの撮影モードが存在するのだが、前者はどちらかというと派手め、後者は自然な写りを売りにしているモードである。
後者はぼやっとした写りで特徴のない写りであると感じたので私は基本的に前者を使って撮影を行っている。
DxO Markの点数について
12S Ultraは138点で先代Mi11Uの143点より下がっている。
12SU発表前にXiaomi CEOがDxOに送るのをやめたと明言していることも有り、おそらくというか間違いなくDxOを意識したカメラ作りをやめたことが点数低下の原因だと思われる。
「Sukashi」について
本記事を投稿するにあたって撮影時にウォーターマークをつけ忘れたものに関しては以下のサイト「Sukashi」で後付させていただきました。
「Sukashi」作者様のSNSアカウントは以下
https://twitter.com/chiisama14?s=20&t=8Qn3l0aZg0sriY66JXmZIw
この場を借りて感謝申し上げます。
比較写真
今回はDxOで首位を取っており、カメラの構成が近い「HONOR Magic4 Ultimate」と写真の比較を中心にレビューを行っていく。
Magic4Uについては過去にレビュー記事を出しているのでそちらも合わせてご覧ください。
お昼(都会)
この項目だけどのレンズを使っているか記載する。
Magic4Uの超広角は本来11mmまで撮れるのだが、個人的に写真の端が流れるのが好きではないので今回は15mmで撮っている。
メインレンズ
超広角
望遠
お昼(自然)
このシーンに限った話ではないが、12S Ultraの写真は「Leica Vibrant」と「Leica Authentic」共にシャドウを強くして、全体のメリハリを良くしているが暗めで現実離れしたものになる傾向がある。
個人的には全体的に自然な色味のまま明るく写そうとするMagic4Uのほうが印象よく見える気がする。
ペリスコープ比較
この写真はどちらも5倍ズームをして比較をしている。
12SUは得意の5倍、Magic4Uは3.5倍から5倍までデジタルズームをしている。
比べると12SUよりMagic4Uのほうが良いかなといった印象。
ズームは光学、デジタル共にHuawei(HONOR)だよなぁを再認識したシーンでもある。
メシウマ
逆光(HDRチェック)
どちらもHDRの効き方に問題はない。
Magic4Uのほうが空をより青く表現できていて好印象?
夜編(都市夜景)
夜景に関して12S Ultraは全体を明るくしようとしている反面、フレアが多く発生する傾向。
また、白飛びも起こしがちで一枚目なんかは分かり易いがゴーストも発生する事がある。
都市夜景における超広角覇権はIMX766
IMX766 vs IMX586 vs OV64Bを実施した結果が以下。
HDRの効き方によるものなのか、センサーサイズの差によるものなのかは分からないがとにかくIMX766の超広角はすごい。
超低照度
本気で何も見えないようなところである。
低照度に強くないスマホでは一枚目のような写真になる。
マクロ撮影
12S Ultraにはマクロ撮影モードが有るのだが全然寄れない。
基本的に使いものにならないので寄りたいときはデジタルズームしましょう。
動画について
12UltraにはSuper OISという強力な手ブレ補正機能がついており、手持ち撮影にも十分耐えうる性能となっている。
昼間は色が不自然になることが有るので注意が必要である。
特に注目なのは夜の撮影でライト部分の白飛びが少ないことに注目いただければと思う。
まとめ
現状のDxOで首位を誇るMagic4Uと比較しながら12S Ultraの作例を見てきたがいかがでしたでしょうか?
個人的に両方持ってはいるものの、昼間の写真が暗くなりがちで色も不自然であることや、夜景を撮ろうとしたときにフレアや白飛びがMagic4Uと比べると明らかに発生しやすいことから手ぶれ補正が抜群に効く動画撮影以外、すなわち写真撮影はMagic4Uばかり使う状況になっている。
ただし、これに関してはあくまで私個人の感じ方であり、スマホ全体で見たときにはトップクラスの写真写りであるのは間違いない。
Xiaomiスマホのカメラとしての完成度は過去1であると感じるがプレミアムフラグシップとして見たときに本機の完成度というか詰めの甘さを感じるところに関してはまた別記事で述べようと思う。
スキ!されると記事制作のモチベーションになります。
ではまた。ちゃーお。