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フランスの自炊は意外に安上がり

何を隠そう筆者は料理は出来ない。
日本で生活している時も、炊飯器の中に炭水化物、脂質、タンパク質全てをブチ込んで炊き込むだけの物を食べていた。
野菜は切るというより包丁で叩き潰していた。
なので筆者と同じ様に料理はできないが、自炊をしてお金を抑えたいと思っている野蛮な思想の持ち主は何も考えずに筆者の意見に付和雷同していただければ良い。

そしてフランスで生活するという事は€表記の物を€で買うという事だ。
学生でもワーホリでも働いて貰うお金はユーロだ。
日本円に直すと物凄く高く感じるかも知れないが€で給料を貰って€で払うなら1€100円の感覚だ。

そして筆者は食に関してあまり関心がない。
だからこそ自分が食べる物はなんでも良くて、栄養があって体調を崩さないような物を自分で作るという結論に達したのだ。
自分の事は自分が1番よく分かっているからだ。

さて、先ずは野菜だ。
野菜は基本的には日本とは変わらない。
だが少し日本よりサイズが大きいと思う。
ナスだ。ナスはデカすぎる。
500mlのペットボトルくらいデカい。
が、値段についてもそこまで日本と変わる様な事はないと思う。
lidlでは玉ねぎが1.5キロで2€で売っていたりする。
たが待て、ここはフランス、硬水だ。
普通の野菜は洗って大丈夫だが、毛の生えている野菜を洗っても大丈夫なのか?
答えはNOだ。
オクラなどの毛のある野菜に対してシャンプーをかけて決して洗わない様に。
バシバシになるからな。
色々なスーパーに行っているがそこまで野菜の値段が大きく違う事は無いと思う。

次に肉だ。
肉も牛肉、豚肉、鶏肉、その他の肉も沢山あるが、塊で売っているという点だ。
つまりステーキの形で販売されている。
日本の様に繊細な作業である細切れの肉という物はフランスのスーパーには売っていない。
全てダイナミックにブツ切りだ。
そして以前も記事に書いたが骨付きのグラムで売っていれば食べる所が全然無い肉に当たってしまう事もある。
なので簡単な方法はミンチを買って小分けにして冷凍庫に入れて食べるという方法だ。

そして、主食だ。
コレは筆者の部屋には炊飯器がなかった為、毎日パンを食べていたのだが、フランスに来てから物凄く疲れる様になった。
筆者は元々小さい頃から15年以上スポーツをやっていたくらい大の運動好きだ。
なのでかなり代謝が良く燃焼しやすい体質をしている。
原因は炭水化物の量が足りておらずエネルギー不足に陥っていたのだ。
パンも好きでは無いので沢山食べてはいなかった。
だがパンオショコラ、コレは別格で美味い。
違法薬物でも入っているのかと疑うほどに中毒性がある。
それに気づいてパンではなく炊飯器を買ってご飯を食べる様になるまでの1ヶ月間、かなりキツかった。
実際、ご飯を食べる様になってからは異様な疲れやだるさが無くなった。 
もしかすると時差ボケも相まっていたのかも知れないが。
大体1キロ、2.3€程でお米は売っている。
パンやパスタを食べるのも良いかも知れないが、日本人はお米を摂取すべきだと思った。
因みに炊飯器はAmazonで30€程で購入した物を使っている。

番外編として、クスクスという食べ物がある。
関西人からすれば何やら滑っているかの様なネーミングの食べ物だが、
コレも1キロ2€ほどで売っているのだがお皿にクスクスを入れて水を入れてラップをして1分くらいレンジでチンすると食べれる。
コレもかなりお勧めだ。
安い上に、仕事で遅く帰ってきた時や食事を作るのがめんどくさい時に重宝している。

それとワインも安い物なら1€台で売っている。
料理酒にピッタリだが、
10本飲んでも2000円もしないのだ。
酒好きにはたまらない国だ。

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