#28 政治家になったプロレスラー・格闘家たち
政治家になったプロレスラー・格闘家に関するnoteです。
先日、れいわ新選組が参院選比例代表に新人の金泰泳を擁立することを発表しました。
金泰泳といえば、K-1創成期の中心選手の1人で、HERO'SやDREAMで総合格闘技(MMA)にも挑戦した人物として記憶しているオールドファンも多いと思います。
久しぶりにその名を目にして、懐かしく思っていたのもつかの間、今回出馬するのは同姓同名で社会学者の金泰泳でした。
K-1で活躍した金泰泳が政治家に!?と思いましたが、これまでも政治に興味がないと思われる意外な人物が立候補したことも多々あるので、あり得ない話ではないと早合点しました。
もし、金泰泳が出馬していた場合、公約スローガンは次のような感じだっかもしれません。
このニュースを目にして、プロレスラーの政治家は思い当たるが、格闘家やボクサー(世界チャンピオンクラス)の政治家があまり思い浮かばないので、プロレスラー(インディ除く)と併せて調べてみました。
日本人選手
プロレスラーはアントニオ猪木を皮切りに、多数の政治家を輩出していますが、格闘家・ボクサーは若干名しかいませんでした。
格闘家の場合、K-1が1993年、PRIDEが1998年に始まり、プロレスやボクシングと比較すると歴史が浅く、対象者が少ないこともあり、須藤元気と桜井マッハ速人の2人だけというのも頷けるのですが、プロレスと同等の歴史を誇るボクシング出身の政治家が2人しかいないのは、何かしらか理由があるのでしょうか。
ボクサーのセカンドキャリアとしては、ジム経営が定石で、一定の収入があり、選手育成に情熱を注ぐことができるからでしょうか。また、現役時代にそれ相応の収入を得ていて、金銭的に困窮していないことも要因として挙げることができるかもしれません。
外国人選手
海外に目を向けると、政治家になったボクサー・格闘家がいます(プロレスラー除く)。
ウクライナ情勢が連日トップニュースで報道されていますが、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の市長がボクシング・ヘビー級王者ビタリ・クリチコです。
ウクライナ情勢のニュースで、ビタリ・クリチコがキーウ市長になっていたことを初めて知りました。また、同じくボクシング界からヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシクと、3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコの現役選手が母国を守るために軍隊入りしたことが報じられ、世界的なニュースとなりました。
1日でも早く事態が収まり、彼らの勇姿を戦場ではなく、リングで観られる日が訪れることを願っています。
フィリピンではマニー・パッキャオが5月の大統領選挙に立候補したものの、支持率で劣勢を強いられていますが、国民的英雄だけに今後どのように政局が動くか注目です。
あとがき
政治家になったプロレスラー・格闘家を調べてみると圧倒的にプロレスラーが多いです。
記載はしなかったものの、地方議員には複数名のインディのレスラーが活動されています。
プロレス出身の政治家が多く、落選者も少ないのは、職業柄、マイクパフォーマンスや大衆(観客)へのアピールに長けていたから当選できたわけではないですよね。
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