RIZIN.33 グローブオークション
斎藤裕のグローブが91.0万円で落札されたRIZINグローブオークションのnoteです。
RIZIN.33(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)で、己のプライドをかけ、激闘を繰り広げた強者たちの魂が込められた直筆サイン入り実使用グローブがオークションに出品されました。
最高額は斎藤裕のグローブが91.0万円で落札、続いて対戦相手の朝倉未来のグローブが81.1万円で落札されるなど、高値が続いていきます。
91.0万円という金額は、RIZINグローブオークション史上最高額を大幅に更新する結果となり(これまでの最高額は、同じく斎藤裕がRIZIN.31で使用したグローブ61.6万円)、「太客付いたなぁw」「斎藤ファンに絶対富豪いる」「勝った未来より上回るとは・・・」等々の驚きの声がSNSに投稿され、話題となりました。
斎藤裕と朝倉未来、邂逅
斎藤裕と朝倉未来の出会いは、朝倉未来が斎藤裕の試合を解説した際、「これが1位の選手ですか。オレがやってやりましょうかね」と提案したところ、「タイミングが合えば」と素っ気なく返答したところから二人の物語は始まります。
その3か月後、拳を交えた両者。
勝った斎藤裕はチャンピオンベルトを腰に巻き、敗れた朝倉未来は「引退」を発言するなど、二人のコントラストは明確に分かれていきます。
修斗フェザー級チャンピオンであるものの、多くを語らず、地味な存在だった斎藤裕。
朝倉未来と交わったことで、富と名声を築き上げていきます。
一方、敗者の朝倉未来は、格闘技の厳しさを痛感したことで、スパーリング一辺倒だった練習内容を改め、肉体改造に着手するなど、強さを追い求めていきます。
邂逅から1年半、「朝倉は斎藤に”華”を与え、斎藤は朝倉に”強さ”を与えた」のです。
そんな斎藤裕の立志出世は、グローブオークションの落札金額推移にも表れているのではないでしょうか。
RIZIN.28 vs.ケラモフ 10.3万円
RIZIN.30 vs.牛久絢太郎 61.6万円
RIZIN.33 vs.朝倉未来 91.0万円
斎藤裕との戦いに敗れたことで、幻想が打ち砕かれた朝倉未来は、敗戦から立ち上がっていく姿を見るたびに、世間への求心力がより増していったことは周知のとおりで、グローブオークションの落札金額推移にも表れているのではないでしょうか。
RIZIN.28 vs.クレベル・コイケ 36.1万円
RIZIN.33 vs.斎藤裕 87.1万円
全落札結果
このオークションは、RIZIN.26(2020年12月31日)から行われているもので、スポーツ専用オークションサービス「HAT TRICK」が企画しているものです。
最高値:斎藤裕 91.0万円
最安値:シビサイ頌真 4.6万円
平均値:20.2万円
中央値:11.6万円
全落札結果(落札金額は千円未満切捨て)
1 斎藤裕 91.0万円
2 朝倉未来 87.1万円
3 扇久保博正 40.0万円
4 三浦孝太 35.3万円
5 那須川天心 33.3万円
6 ホベルト・サトシ・ソウザ 28.1万円
7 朝倉海 26.1万円
8 井上直樹 24.1万円
9 五味隆典 23.1万円
10 RENA 22.2万円
11 伊澤星花 21.6万円
12 浜崎朱加 13.1万円
13 萩原京平 12.2万円
14 元谷友貴 12.1万円
14 金太郎 12.1万円
16 瀧澤謙太 11.1万円
17 “ブラックパンサー”ベイノア 10.6万円
18 皇治 10.1万円
19 シバター 10.0万円
20 矢地祐介 9.5万円
21 YA-MAN 9.1万円
22 関根"シュレック"秀樹 9.0万円
23 鈴木博昭 8.6万円
24 太田忍 8.1万円
25 YUSHI 7.9万円
26 久保優太 7.8万円
27 パク・シウ 7.0万円
28 祖根寿麻 6.0万円
29 武田光司 5.5万円
30 シビサイ頌真 4.6万円
試合の勝敗と落札結果の相関
試合には敗れたものの、高値で落札された4選手(斎藤裕、RENA、“ブラックパンサー”ベイノア、皇治)は、これまでの実績、知名度、人気が左右していることが、オークション結果からもうかがえます。
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