#209 RIZIN.48 裏話
RIZIN.48(2024年9月29日、さいたまスーパーアリーナ)の裏話を集めたnoteです。
RIZIN.48から過日経ち、大会前後のいろいろな話が漏れ伝わってきましたので、まとめてみました。
過去のRIZIN裏話もありますので、よろしければご覧ください。
ポスター意匠
9月ということで「芸術の秋」を意識したポスターデザインになっています。
神聖なるリングで神の祝福を受けた選手の未来は?
タイトルマッチで明暗を分けた選手の未来は?
超RIZIN.3を終えて、新章が幕開けしたRIZINの未来を占う試合に出場した選手たちに祝福は訪れるのでしょうか。
浅倉カンナ引退
2016年に女子高生ファイターとしてRIZINデビューした浅倉カンナ。
26歳の若さながら、モチベーションの低下を理由に引退を決意。王者伊澤星花を現役最後の相手に自ら志願して、引退試合に臨みました。
引退試合に向けて、彼女の左腕には入場曲のタイトルでもある「happiness」(幸福,幸せ,喜び)のタトゥーが刻まれ、多くの格闘技ファンに笑顔をもたらし愛された浅倉カンナらしい言葉とともに最後の決意を持ってリングに向かったのでした。
試合は判定で敗れてしまうも、浅倉カンナらしく、最後まで愚直に戦い続ける姿を見届けた観衆の涙を誘い、グローブをリングに置いて、惜しまれつつ現役生活に別れを告げました。
超強真星登場
朝倉兄弟が抜けたRIZINに突如現れた“超強真星”こと秋元強真。
朝倉兄弟に魅せられて格闘技を始めた18歳の若者は、現在JAPAN TOP TEAMで朝倉兄弟とトレーニングに励んでおり、念願のRIZINデビューとなりました。
朝倉海が大晦日に履いていたゴールド、朝倉未来がいつも履いていたシルバーを合わせたハーフカラーのファイトパンツでRIZINデビュー戦のリングに上がり、「RIZINを背負って行きたいです」と力強く語る秋元強真に要注目です。
入場衣装チェック
浅倉カンナのセットアップの胸には同日パンクラスで試合のため不在だったKAREN、セコンドの重田ホノカのコスチュームカラーのピンク、イエロー。オーロラは師匠の鶴屋浩、征矢貴はクリスタルのスワロフスキーが散りばめられています(同門の扇久保博正や岡田遼は…)。
プロ戦績無敗記録更新中のラジャブアリ・シェイドゥラエフの入場衣装は、BIGSER SPORTのジャージ、キルギス伝統の帽子「カルパック」を被り入場しています。
ちなみに「カルパック」とは「帽子」の意味です。
どこでも昇侍、復活!!
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA(2024年11月17日)で、芦澤竜誠を相手に2年4か月ぶりに復帰戦をすることになった昇侍。
RIZINアンバサダーくるみから贈られたネクタイを締め、颯爽とスーツ姿でリングに登場し、試合への意気込みを語りました。
ちなみに、先日誕生日を迎えたくるみでしたが、昇侍からお返しはなかったとのこと。
あとがき
フアン・アーチュレッタが2.9kgオーバーで計量をクリアできず、マニア的メインカードにケチがつきましたが、ダブルタイトルマッチや浅倉カンナの引退試合など大会後にいろいろと語らずにはいられない満足度の高い大会でしたね。