#210 朝倉海、UFCデビュー戦は異例タイトルマッチ
朝倉海のUFCデビュー戦決定に関する雑感のnoteです。
2024年10月13日未明(日本時間)、日本列島に激震が走った。
UFCフライ級タイトルマッチ
アレシャンドレ・パントージャvs.朝倉海
12月8日(日本時間)、アメリカ・T-Mobileアリーナで、朝倉海のUFCデビュー戦が行われることが発表されたのであった。対戦相手はフライ級王者アレシャンドレ・パントージャである。
しかもデビュー戦がコメインでいきなりタイトルマッチ。ファイトマネーはRIZIN時代よりも高額で契約したと言われ、最大級のVIP契約と言っても過言ではないだろう。
現在のUFCはROAD TO UFCやDana White's Contender Seriesといった査定試合で選手をふるいにかけてからでないとほぼ契約しておらず、最近のVIP契約はマイケル・ベノム・ペイジ(BELLATOR王者)やケイラ・ハリソン(柔道金メダリスト、PFL王者)ぐらいしかおらず、その両者ともUFCデビュー戦はランカーとの一戦であったことからも如何に異例なことであるかがわかるのではなかろうか。
試合決定までの経緯
できることであれば、まずはランカーと2~3試合やって、UFCでの戦い方やフライ級の身体作りなど万全の準備を整えてからタイトルマッチに臨みたいところではあるが、タイトルマッチのオファーがあれば断る理由は何一つないだろう。
試合決定までの経緯は朝倉海自身がYouToube「KAI Channel」で、これまでなかなか試合が決まらなかったことも含めて語っているので、ご覧いただきたい。
UFCデビュー戦の勝算は?
これまでの主戦場であるRIZINとはルールが異なり、階級を下げて海外での試合など懸念材料を挙げればきりがなく、朝倉海のUFCデビュー戦を楽観視している人はまずいないだろう。
当時と環境・時代は異なるが、かつて、ライト級で一時代を築いた五味隆典のUFCデビュー戦もいきなり同階級のトップコンデンターあるケニー・フロリアンと戦い、もてあそばれた挙句、チョークスリーパーを極められた悪夢の二の舞にならなければいいのだが。。
あとがき
いきなりタイトルマッチが組まれたことで、UFCのランキング制度を崩壊させた、かなり厳しい戦いを強いられることになったなど、様々な意見・思惑はありますが、12月8日は日本の格闘技ファン一丸となって朝倉海を応援しましょう。