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バンクーバーでクラフトビールを100種類飲んだので、まとめとおすすめ紹介

私はお酒が好きだ。もとい、ビールが好きだ。

ビールと言えばドイツ、ベルギー、イギリス、アメリカ…有名どころがたくさんあるが、実はカナダはクラフトビールは先進国である。スケールは日本の約10倍。※1
バンクーバーだけで約40、州内では約200ブルワリーもある。※2

私もカナダに来たのだからクラフトビールが飲みたい!そう思った。

本当はパブやブルワリーに行って飲みたいのだけれど、私は育休を使ってカナダに来ているので、育児放棄するわけにはいかない。子供はまだ小さいので夜は中々出歩けないし、ましてや、コロナが流行っている今、外での活動はリスクが伴う。

だから「リカーで買えるビールを100種類飲んでみる」ことにした。おうちでもクラフトビールが楽しめる!
スタートから約8ヶ月。ついに100種類をこえたので、記録と紹介​。※3

100種類飲むことの大変さ

100本ではなく、100種類。

合計で飲んだビールはその数倍。。目標を半分にしておけば良かったと後悔している。

カナダでビールは4本、6本、8本…という単位で売られていることが多く、1本だけ買うことが難しい。1本売りしているビールもあるけれど、1本売りでは飲めないビールも多いので複数本まとめて買っていたらすごい数を飲んでいた。

このことをまず妻に謝らなければいけない。100種類のビールを飲むために使ったお金を…。ごめんなさい。

100種類飲んで何がわかったか

残念なことに100種類飲んだら、ますますわからなくなってしまった!

飲み始めて気づいたのだが、今やクラフトビールの種類自体がとんでもないことになっている。見ての通りクラフトビールマップ(下図※1)はもはやカオスで、制覇するのは不可能に近い。きっと明日も新しいビールが生まれている。

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しかも、クラフトビールは同じジャンルでも、作り方が少し違うと全然違う味になる。

たくさんビールを飲んで味の違いはわかるようになったのだけれど、ビールってなんだろう、ということはますますわからなくなってしまった。

そして私は「クラフトビールはなにを飲んでも、どんな理由で買っても失敗しない。そしてどんな飲み方でもOK」という結論に達した。

海外でクラフトビールを飲む時は細かいことは考えず、自分が気になったものや、同伴者がおすすめするものを飲むのが良いと思う。注ぎかたやグラスの種類なんてことも気にしなくても良いと思う。

クラフトビールそれだけでは見た目も味も特徴的なものが多いので、旅の思い出に華を添えてくれるはず。

覚えておいてもいいこと①

とは言え日本ではまだまだ馴染みの薄い薄いクラフトビール。以下を覚えておくともっとクラフトビールを楽しめる気がする。

・日本のビールはほとんどラガー(スーパードライ、一番搾りなど)
・ビールにはエールとラガーとあって、クラフトビールにはエールが多い、とざっくり覚えておくとわかった気になれる
・ビールの苦味が好きならIPAから始める
・黒ビールはスタウト(かポーター)という
・「something interesting」と店員に聞くと
変わったビールを教えてくれる

この記事の最後にクラフトビールについての参考をつけておく。

覚えておいてもいいこと②

旅行などの理由で滞在期間がそれほど長くない場合、以下を覚えておくと色々な種類が楽しめる。

・Singleで買う
・バラエティーパックを買う
・ビンで買う

Singleで売られているビールは絞られるし、単価は高くなるが色々な種類が楽しめる。
有名なブルワリーは飲み比べのセットが売っている場合も多い(例:下記)。

瓶でしか売っていないビールもたくさんある。瓶が重たいので初めは私も避けていたのだけど、瓶の方がおもしろいビールは多い気がする。

バンクーバーのおすすめクラフトビール

前述したようにクラフトビールは「何を買っても失敗しない」と思う。だからどれもおすすめだし、正解だと思う。

変な味?のビールは確かにあるが、それも良い思い出に昇華されるはず。
とはいえ、お店に行くとたくさんのビールがあって迷うかもしれないので、一応参考をつけておく。

①外さない = SteamWorks Brewery
バンクーバーで一番有名な場所にあるブルワリー(だと思う)。パブに行けるなら、缶やボトルで買わなくても良い。缶・ボトルデザインが可愛いのでお土産にしても良い。BC州ならバンクーバー以外でも買えることが多い。(ウィスラーとか)

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※SteamWorksのサイトより引用。

②苦いビールが好き = DriftWood Brewery
ビールの苦味が好きならIPAがおすすめ。困ったら「IPA」と叫べば、とりあえず苦いビールが買える。
特にDriftWood Breweryのビールがおすすめ。ここのFatTugというビールは比較的どこでも手に入る。個人的にここのBreweryのビールはビール好きにはどれもおすすめ。

③レアな経験がしたいなら
以下の「種類」がおすすめ。ただ、クラフトビールは流行りがあるので、その時々のビールのトレンドのものを飲むのが良いと思う。

3-1.HazyPaleAle(HazyIPA)
濁った色でカラフルな印象。味は果実系の甘いものが多く女性でも飲みやすい。見た目の割りに度数が高いものが多い。カクテル的に騙される。

3-2.WheatWine
缶ビールではなく瓶ビールに多い。日本ではあまり飲めない種類のビールだと思う。アルコール度数も10%を超えているものがある。ビール気分で飲むと酔う。

3-3.TartAle
2020年夏に一部で流行った(気がする)。文字通り「(レモンみたいな)酸っぱい」ビール。ビール単体で飲むと酸っぱすぎて飲みにくい場合があるが、食事(特に肉などの油っぽいもの)と飲むと非常に美味しい。飲み方や飲む人を選ぶビール。あたりはずれが大きい。

3-4.ChocolateAle
黒ビールの一種。チョコレートと聞くとぞっとするが、ビターチョコレートの味が多い。甘い香りのスタウトという感じ。デザートに飲むイメージ。

クラフトビールについて知りたかったらここがおすすめ

知らなくても楽しいし、知ったらもっと楽しいビールの世界。いくつか日本のサイトを紹介。

①よなよなエールのクラフトビール紹介。Step6まで読むとわかった気がしてくる。

②イラストがポップで読みやすい。ビールを飲みながら見比べるとわかってきた気がしてくる。

まとめ

100種類飲んでも、まだまだ飲んだことのないビールはたくさんあるし、この先も新しいビールはどんどん出てくる。多分クラフトビールは変化し続ける、終わりがないことを楽しむビールなのだと思う。

だからクラフトビールはその時々の気分で選んで楽しめばいいと思う。

どんなビールも思い出になるし、思い出したときには美味しく感じるはず。


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参考など。

※1 カナダのクラフトビールのシェア,クラフトビールマップはキリンのコンペの資料より参照。

※2 バンクーバー、BCのブルワリーの数は以下を参照。

※3 100種類飲んだエビデンスは以下。100種類飲もうと思う前にも飲んでいたが、記録を始めてから100種類を越えた。
ビールの記録にUntappdはおすすめ。


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