見出し画像

娘の成長を記録するために「できたよシール」・「やったよシール」を作ってみた

子供の成長は早い、毎日驚くほど成長している。

2歳の娘は数ヶ月前までは上手に手を洗えなかった。しかし、練習を重ねて自分で石鹸をつけて手を洗い、最後は手を拭くまでになったできるようになった。今は当たり前のようにやっている。

しかし私は娘ができるようなったことをすぐに忘れる。娘ができることは私よりも多くないから、娘にとっては数少ない「私のできるすごいこと」なのだけれど、私はすぐに「娘のできない次のこと」をさせたがる。

ところで私は子供の成長記録はもっぱらスマホの写真や動画に頼っている。写真や動画は子供たちの成長を鮮明に残してくれる。娘も写真が見れることを知っていて、私がスマホを触ると「写真見せて!」と言う。しかし、娘はまだ2歳と0歳。スマホを自由に触るには早すぎる。

だから、娘にとっても「特別」で「大切」な出来事をすぐに思い出せるように「できたよシール」というものを作ってみた。

画像1

それからは、何かが出来るようになったらこの「できたよシール」を娘の前で作ってあげることにした。イラストはその時々の娘の希望に合わせて即興で描く。

私は子供はみんなシールが好きである」という謎の迷信を信じている。
だから、直接ノートに書くのではなくシールにした。(作り方は最後に残しておきます。簡単)

最近は娘も色を塗りたがるので最終的にはめちゃくちゃになってしまう。けれど、「娘にどうされてもいいや」と思えるくらい気楽やる方が結果的には続くのだろうと思う。

初めは「できたことを褒める」ために使っていたのだけれど、「褒められるためにやる」という思考にはなって欲しくなかったので、「やったよシール」と名前を改めることにした。それからは、娘が「出来たこと」だけでなく、「初めてやったこと」・「印象に残ったこと」を記録に残している。

娘はこのノートを大切にしていて、時々見返している。

私も一緒にノートをみながら当時のことを思い出す。
娘が手を1人で洗えることを当然と思わず、できたらまた一緒に喜べるように。できなくても叱らず、一緒にシールをみて、またやり直せるように。そうしたら少しは叱ることも減るかなと思って。


できたよシールの作り方
材料
・紙:コピー用紙は1枚ずつに分かれているので使いやすい。ポストイットでもいいかも。
・ペン:油性でも水性でも。色ぬりにも使う。
・クレヨンなど:子供が使えるもの。
・ハサミ
・透明のガムテープ:あるとシールっぽくなる
・セロテープ:両面テープがあればその方が楽

手順
1.思い出となる言葉を書く
2.絵を書く
3.日付をいれる(忘れがちだけれど結構大切)
4.色をぬる
5.透明のガムテープを貼る
6.いい感じの形に切る
7.セロテープを逆向きに「くるん」として両面テープのようにする。
----------------------------------
おすすめペン
とても発色が良いです。私は油性ペンと合わせて使っています。

透明ガムテープ
多分なんでも良い。(私が使っているものはたまたま海外しか販売がないものなので日本で買うと高いが)。厚みが薄い方がシールぽくなる。


[MEMO]
トークンエコノミーシステム。
参考:http://www.midori-th.com/aba7.html

一方で、アンダーマイニング効果にも気をつけないけない。
参考:https://note.com/designstrategy/n/n0337b5f95a16

いずれもその領域の専門家ではないけれど、そもそも子供自身は「楽しいからやっているだけ」「挑戦してみたいと思っただけ」ということは多いと思う。その気持ちに対して「報酬(シール)を与えられている」と感じるようになってしまうと、徐々に「シールをもらうためにやる」となり、報酬がないと動かない子になってしまうという恐れもあると感じたため、名称や、目的を変えた。「やったよシール」はあくまで子供との対話のツールとして有効になればいいと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?