洗濯ものを畳むのにかかる時間
洗濯を「何度も」やってようやくあることに気付けたので、妻への感謝の気持ちを込めて書いてみた。
その仕事は妻がやってくれていた
1人目の子供が生まれた時は妻が洗濯物を畳んでおいてくれることが多かった。私は1人目の子供が生まれた時は育休を取らなかったし、残業も多かったので、帰りも遅く、私が洗濯物をしたことはあまりなかった。
上の子は0歳から保育園に通っていたので、大量の洗濯物があり、毎日洗濯していた。(衛生上の理由から保育園では洋服をどんどん変えていた)。
その上、我が家に乾燥機はなかった。冬の日も洗濯物を干してくれた妻…ありがとう。
終わらない洗濯物畳み
ところでバンクーバーでは外ぼしはあまり一般的ではないため、数日分の洗濯物をまとめて洗濯と乾燥をしている。(どうやら禁止されている可能性もある。バンクーバー市のサイトからは見つけられなかったが。)
その結果、家族4人分×3日間の洗濯をまとめて畳んでいる。育休中で子供は保育園に通っていないとはいえ、子供は外で遊べば服は砂まみれになるので、子供は1日2~3回着替えをする。
その結果、3日間で畳む洗濯物の量は軽く100まいをこえる。下の図は洋服だけだが、他にも、食事に使う子供のエプロン・タオル、手洗いタオル・バスタオルなどもある…。
50分もかかる仕事だった
100まいをこえる洗濯物を畳むのにかかる時間は約50分である。1枚30秒で畳んでも、だ。
これを子供が寝ている隙を見つけてにひたすら畳みまくるのだ。他のことをしたくても、手があかないので、できることがあるとすればオーディブックを聞くことだろうか。大体は子供が寝る頃には(昼寝でさえ)そんな気力は残っていないのでテレビをみながらやることになる。
一応、補足すると、子供が起きている時間に洗濯物を畳むことはまず無理だと思う…。1回2回は成功するかもしれないけれど。
これが週に2回くるのだから、どんどん辛くなってくる。
乾燥機がない家は、さらに洗濯物を干す時間、畳む時間も増える…想像するだけで地獄である。
夫婦で協力すれば、半分の時間で済むこと
ところが、これを夫婦でやれば25分で終わる仕事になる。しかもその25分で夫婦の会話ができる。辛い時間は楽しい時間に変えることができる。自分との畳み方の違いを知るのも面白い。
早く終えられた25分で何をしようか。人の集中は長くて20分程度と言われている。洗濯ものが終わったら、集中して20分何かをすれば、きっと効率の良い時間を作ることも可能だろう。話が盛り上がったらそのままお茶やお酒を飲みながらするのもいいかもしれない。
協力することの大切さ
妻は洗濯物のために毎週1時間以上自分の時間を消費していた。実は育休を復帰した後もだ。
では妻から奪った1時間で私はさらに稼ぎを増やす工夫や、家庭のための時間を使えただろうか。多分そうではなかったと思う。妻は文句を言わずにやってくれていたが、今思えばもっと早くに気づくべきだったと思う。
帰りが遅くて洗濯ができないのであれば、それ以外の何かを協力すればいいし、洗濯が一緒にできるなら共にやればいい。今ならそう思うことができる。
いずれにしても、協力して家事を行うことが大切だということを何度も洗濯物を1人で畳んでようやく気づくことができた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?