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ネパール山行記録 vol.1

カトマンズからポカラに移動した。

ポカラまではバスで7時間と聞いていたけれど、ここ最近の雨で道が崩れたらしく、15時間もかかった。なかなかの道のりだった。

夜行バスで移動したので、ガタガタ揺れる道に寝れたような寝れなかったようなまま、ポカラに到着。

到着したバス停で、「あきら〜!」と叫ぶ(私のことだな。あかりは時々あきらになる(笑))
明るい笑顔のガイドさんが私のザックを背負って誘導してくれた。

到着したのは10時頃。
ガイドさんは朝の4時から、待機してくれていたという。

ポカラは雨
眠いし、雨だし、頭が回らないままガイドさんについて行った。

そこから登山口までローカルバスを3つ乗り継いで行ったけれど、バスの中でもずっと寝ていたのであまり覚えていない。

お昼前、登山口近くの食堂でご飯を食べてコーヒーを飲み ようやく目が覚めた。

こちらがガイドのブバンさん
焼きそばのようなものを食べた

天気は曇り。いつの間にか雨は止んでいた。

12:45  トレッキングスタート

ここからスタート

今回登るコースは、アンナプルナエリアのマルディヒマールというトレッキングコースだ

当初予定していたコースがあったのだが ガイドさんが、少し頑張ればこちらの方が景色がいいから行こう!と、急遽変更になった。

私はもう、全てお任せコースだ。
簡単なことしか聞き取れてないので、オールオッケーと言っている。

ガイドさんは、ブバンさんという 歌うこととタバコが好きな陽気で親切な人。
私の少し前を歩きながら、歌ったり、口笛を吹いたり、タバコを吸っては少しむせている。

slowly slowly と何度も言ってくれて、you are strong とすぐに褒めてくれる。嬉しい。(笑)

石段をずっと登っていく
可愛い家がぽつりぽつりとある
こうやって色々運んでるんだなぁ
何かを運んだ帰りかな?
山羊を散歩させてる人がいた
まだまだ登る石段
ポカラから来た道がみえた
時々宿や食堂がある
鶏もたくさんいた
山小屋が可愛い
そして綺麗
この小屋素敵!
霧がすごい
目印は青と白でわかりやすい

昼休憩の時、可愛い山羊たちがいて写真を撮っていたら 山羊たちの足に血がついていることに気付く。

山羊たちがいた
山羊の鈴の音に癒される

聞けば、ヒルが沢山いるとのこと。
そしたらなんと私のザックにもヒルが縫い目の隙間から入っていて、(だいぶ気持ち悪かった…)
ガイドさんに言ったらすぐに引っこ抜いてくれた。

ガイドさんは、私の聞き取りが合ってれば ヒルはこの先たくさんいるけど、血を吸ってくれたら悪いものが出てより元気になるよ〜!
なんて言っている。ほんとか冗談かわからないけど、テンションが下がる私(笑)

何はともあれ 明るい頼もしいガイドさんでよかった!

昼ごはんのカレーヌードル
そしてチャイ
昼ごはんを食べた場所にブランコがあった
少し青空が見えた
空が神秘的

日も暮れそうな頃、結構歩いて足もなかなか疲れが出てる。

ふっとカーブを曲がると、白い山が…!

わぁ〜!!
感動!!!

思わず わ〜!!と、感動してしまった。
疲れが一気に吹き飛んだ。

そうそう、これが見たかったのだ。

その後一気に日は暮れて でもガイドさんは、no problemと 月が明るいから電気も必要ないという

最近カトマンズにいて月を見ていなかったが、どうやらそろそろ満月のよう。

月が明るい
いつまでも見ていられる

月に照らされながら、ようやく山小屋に到着。
8時間に及ぶ山行が終わった。

山小屋には薪ストーブがあり お腹が結構膨れていた私はフライドポテトとビールを頼んだ。

ネパールbeer
明日から禁酒

ガイドさんに、ビールは今日だけで、明日からは標高が上がるから次飲むのは下る時だよ!と、忠告を受けた(笑)

私は足がパンパンで疲れていたけれど、陽気なガイドさんはネパールの歌を太鼓を叩きながら歌ってくれた。それに合わせて山小屋のオーナーさんは踊り出す

ガイドさんが、いずれ死ぬから人生を楽しまないと みたいなことを言っていた。

少し前に訪れた、カトマンズの火葬場がふっと頭をよぎった

1日目の記録。

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