天空の湖 パンゴン・ツォ
おさむさんとの再会で、急遽決まったパンゴン・ツォ行き
うずめさんとおさむさんと、タクシーの運転手さん、セダンさんの車に乗り 青い湖を目指して出発した。
天気は晴れ
いい天気の日でよかった。
レーの街から少し離れると 岩山に挟まれるような自然の迫力に圧倒される
ラダックは乾ききった岩山が果てしなく連なる
どこにいるのかわからなくなるような 見たことのない景色だ
インダス川の周りには ポプラの木が行儀よく並ぶ
時々ゴンパ(寺院)が見え、どこにいるのかが一瞬わからなくなる
そうだ、ここは中国との国境 小チベットとも呼ばれてる、インドだ。 インドにいるんだ。
パンゴン・ツォへの道のりは 最初こそコンクリート道路だったものの、だんだんオフロードになり、ガタガタ揺れる道をセダンさんは気を遣ってゆっくり運転してくれた。
工事をしている人たちを沢山見かけた。
こんな山奥で作業してくれている人たちがいる
途中、自動車道路としては世界で2番目に高いと言われている チャンラ峠(標高5300m)を越えて、まだまだ奥へ 山間を縫うように行った
昼休憩も挟み、ゆっくり行ってくれたので片道6時間
長い道のりだったが圧巻の景色に飽きることはなく 遠目に青い湖が見えた
遂に到着した。
びっくりするほど 青い
こんな山の奥地に こんなに美しい湖が存在しているなんて。
そこに人が行けるなんて。
地球はどこまで広いんだろう
映画のロケ地になったそうで 観光客で賑わっていたので少し歩いて、誰もいないところに行った。
標高4350m 空気が凛としている
しばらくの間 青の色を味わった
帰り道。
一気に日が暮れ 一番星が見えた
前日寝不足だったので、そこからの記憶はない
レーの街に着き 起こしてもらった。
時刻はまもなく深夜0時
セダンさんが帰り道も3人を起こさないよう ゆっくり運転してくれたみたいだ。
すごく、遠くに行っていた気がする。
天空の世界だった。1日の出来事。
おさむさんと別れた。
おさむさんは、この後デリーに向けて出発し その後タイに行く
次はデリーの路上で歌うと言っていた。
景色も 人も。
生きてる間に縁があって辿り着ける場所 出会える人は限られてるだろうから
感じたことを感じたままに味わいたい。
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翌日、レンタルバイクを借りてレーの街から行きやすいゴンパを巡った。
久しぶりのバイクはやっぱり楽しい
3ヵ所 ゴンパを巡った。
ゴンパは岩山の上に建てられており、一体どうやってこんなところに建築したのだろうと 自然の偉大さもさることながら、人の偉大さを感じた。
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