タンジェ テトゥアン そしてシャウエンへ
モロッコに来て5日が経った。
タンジェに3泊し、テトゥアンに寄り道して今はシャウエンにいる
今日は久しぶりの曇り空
寒いなぁと感じるくらいだ。
ダウンにレインコート、持っている服を全て着た。
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モロッコはほんとに面白い。
メディナと呼ばれる旧市街は迷路のように入り組んでて 迷い道がまた楽しい。
建物は色鮮やかで 曲線やタイルが多く使われている
言葉もアラビア語と英語、フランス語が話され 北部ではスペイン語も使われる
色んな言葉が飛び交う
北部のモロッコはどこかヨーロッパも感じ でもアフリカやインドを感じるような
鮮やかで美しくてちょっとカオスな、この雰囲気に私はとても惹かれている
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人懐こい人が多く、ニイハオ とよく声をかけられる (なぜかニイハオとしか言われない)
インドほど声をかけられることはなく、小さな上乗せや小さな嘘はあるけれど、なんだか愛嬌があってお互い笑ってしまうような そんなモロッコの人たち
商売人も断るとすぐに引いてくれ 笑顔で手を振ってくれるような なんだか気持ちがとても楽な国だ。
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タンジェではオールドメディナと呼ばれる旧市街を隅々まで迷いながら歩いた
知らない町は まずはとことん歩くのが好きだ。
同じ宿に3泊して、初日に行って気に入ったレストランにまた最後の日に行き、老舗の珈琲屋さんを見つけて行った。
この珈琲屋さんはメニューにアラビカとロブスタのコーヒーの品種があって、それがとてもいいなと思った。
使っている豆はブラジルとコロンビアとインドネシアだそう。
そんなお気に入りの場所をいくつか見つけて、次の町へ
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タンジェから1時間 バスで500円で行けるテトゥアンに行った。
テトゥアンは白い町と呼ばれるところで、町中が白と緑の窓や扉で統一されていた。
モロッコの色使いはほんとに面白い
テトゥアンは観光客がほぼいないので、タンジェよりはるかに声をかけられる
カメラを撮っていたら子供達が集まってきたり、写真を撮ってと言われたり。
高いところから景色を見たくて、先の見えないくらい長い階段を発見したので登ってみた
登った先には一部だけペイントされてる家が立ち並び
ほんとに表現は自由だなと
なんだか豊かな自由な気持ちをお裾分けしてもらったような そんな気持ちになった。
長い階段を登ってよかった。
テトゥアンの町をぐるぐる歩いて、その日のうちに次の町へ
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テトゥアンから1時間と少し バスで500円
次は青い町と呼ばれているシャウエンへ向かった。
シャウエンには夜着いた。
バス停で次、移動する時の為の時刻表を見ていると 「こんにちは」 と声をかけてくれた人がいた。
ポルトで1人、日本人の男の子に会って以来、久しぶりに日本の方と会った。
そのくらい、ヨーロッパは日本人が少なかった。
げんきくんという名前の彼は 今はワーホリでスペインに暮らしていて、旅行でモロッコに来てるという。
暮らしている町を聞くと、カミーノ中出会ってスペインに今暮らしているという、たいようくんという男の子と同じ町だったので 思わずその話をすると、彼とは友達だという。
世間はほんとに狭い。
そんな話から日本で暮らしていた場所の話にもなり、そしたら彼の家は私の友人宅の近所だった。
なんだか面白いなぁなんて思い、これからタンジェに向かうという彼とはここで別れた。
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シャウエンの宿までは歩いて約30分
満月の前日 ほぼ満月の月がくっきり とても明るい。
美しい月を見ると いつも豊かな気持ちになる
どこにいても平等に みんなに見せてくれるんだから、自然は偉大だ
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宿に着いた。
もう遅かったのでレストランは閉店間際
テイクアウトして、宿の屋上で月を見ながら食べることにした
近くに座ってたモロッコ人と 風で私のジュースが倒れてしまったのをきっかけに話すことに。
彼の英語はとてもわかりやすく、モロッコでおすすめの場所を沢山教えてくれた。
サニーと別れてから寂しく思っていたけれど、またこうやって景色が変わり 人と出会っていく
今までの人生だってそうだけど、終わると始まるし 始まると終わる。
その繰り返しだ。
だから前に進んで今を味わっていかないと。
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今朝。
外でコーヒーを飲もうと宿の屋上に上がった
アジア人の男の子がタバコを吸いに来たので、どこの国から来たの? と英語で聞いたら、日本からだと答えてくれた。
びっくり。またまた、日本の方。
シャウエンは日本人が多いのかなぁ。
友人と世界一周をしているという彼と色々話をしていたら、その友人も屋上へ上がってきた。
そしてまたまたびっくり。
ポルトで会った男の子だった(!)
確かにポルトで会った時、一時的に友人と別々に旅をして、またモロッコで合流するんです
と話してくれていた。
あぁ、ほんとに世間は狭い。
会う人とはどこにいたって会うんだな。
アフリカを旅した話 大変だったこと 美しかった場所 ハプニング話
色々聞かせてもらい、別れた。
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人に出会うと自分の世界が広がる
自分の心を見つめるきっかけにもなって 後悔することも ワクワクすることも 色んな感情が湧いてきて、
自分がどう生きたいのか 再確認できる
そして、いくら想像したって想像できないことばかり起こるんだから 人生は面白い。
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帰国後のイメージを描いた
珍しく、計画を立ててみたり、描けはしたけれどどうやっていくか今の時点ではわからないこと
きっとまた進んでいく中で今は想像できないことが起こるんだろう
もう少しシャウエンをゆっくりしたら、次はフェズへ向かいます。
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モロッコの可愛いものたち