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3.日本出国〜オークランドに着いたぞ!

旅立ちの日がやってきた。

2023年10月から1年ちょっと、ニュージーランドにワーキングホリデーに行ってきます。

新たな門出に胸がザワザワする。

手放しに「めっちゃ楽しみ!」なんて言えない。ちょっと緊張しており、なんだか行きたくない気もする。そりゃそうだ、一緒にいて心地よい友達、慣れたふかふかのベッド、日本の美味しいご飯にバイバイして、身よりもなく、コネもない異国の土地に一年行くのだ。

そして確かにワクワクする気持ちもある。全てのものから解き放たれて、新しい場所で心機一転、新しい人生を始める気持ち。なんだか軽やか。

今から長期で外国に行くことに実感が湧いているようで、湧いていない。

そんな感じでスーツケースを転がし、バックパックを背負って、成田空港に着いた。東京でいつも遊んでいた、かえでとかよちゃんが見送りに来てくれた😭 ありがとうよ二人とも〜〜〜〜!!!!

荷物の量はコンパクトを意識してこんな感じ
大ぷきな二人

あえて何もプランを立てずにニュージーに行ってみるという作戦。
なんとかなるよね、きっと・・・笑
土曜日にオークランドに着いたら、まずカウチサーフィンを使って現地人のお家にお世話になる予定。月曜日には銀行に行って、現地の銀行口座を開く予定。うまくいけば当日に開設できるはず。

今回はFiji airwaysという航空会社を予約した!
フィジーのNadi空港で乗り換えて、オークランドに向かう。

フライトは本当にあっという間に感じた。成田を発って、寝てちょっと映画見たら、フィジーに着いてた。

フィジーの人々は、顔が濃くて髪がくるくるで、男女ともに見た目がとっても、きゃわ!!
頭にお花を飾ってお花柄のワンピースを着ていてそれがとても似合っていた。おじちゃんたちもスカートみたいなの履いてる😳
フィジーもゆっくり訪ねてみたいが、とりあえず今はNZへ。

フィジーからの飛行機はさらにあっという間で、Auckland空港に到着。

さあ、まずはドキドキの入国検査である。飛行機を降りて、タックスフリーのお土産屋さんを通り抜けていると、SIMカード売り場を見つけた。
ここで買うと税金がかからない、と他の人のブログを読んでいたので、ここでいっちょSIMカードを買ってみることにする。Sparkというプランだ。

お姉さんが親切に教えてくれて、3ヶ月で68ドル(6000円ちょっと)、50ギガのプランにする。1ヶ月あたり二千円で、3ヶ月で50ギガ使えたら十分じゃない??😃 
3ヶ月たったらまた新しいSIMをゲットするか、トップアップするか・・・それまでには色々情報も集まっているでしょう!とりあえずゲッチュ!

で、いよいよ入国検査へ。
食べ物に厳しいらしく、ちゃんと申告して嘘が見つかると罰金があったりするらしい。
またアウトドアギアも、海外の土が持ち運ばれると生態系に悪影響が出るという理由で、最新の注意を払って検査されると聞いている。

日本から準備してきた書類は以下の通り。
・ワーキングホリデービザを印刷したもの
・海外保険の証明書
・貯金の残高証明(50万以上お金があるかどうかの証明)
必ずしもチェックされるわけではないが、無いと通れない可能性もあるらしい。ドキドキ。

早速入国検査のレーンへ。
「ニュージーかオーストラリアのパスポート持ってる人」「その他」で分かれてたので、もちろん「その他」を選んで行こうとしたら、スタッフの人に引き止められてニュージーの方に誘導される。周りをみると、他の旅行者も全員同じよう。

窓口の人に、パスポートと入国カードをわたし、食べ物は何を持ってきたかを口頭で伝えて、通される。
ん?案外あっさりだな。
まだ検査があるのかと思ってゲートをくぐり抜けると…もう出口だった。

ん???入国検査あれだけ????
ワーホリビザも、残高証明書も、保険の証明も全く確認されなかったぞ???

だいぶ緩くなってるんだな〜〜
みなさ〜〜ん!今ニュージーランドの入り口はちょ〜ゆるゆるですよ〜〜〜〜!!笑

さて、今日から数日、カウチサーフィンで現地人のお家に泊まらせてもらう予定。

カウチサーフィンが何なのかわからない人に説明すると、旅人と現地人の交流のために作られたサービス。アプリがあって、メンバー登録すると(月200円くらいかかる)使用できる。条件に合わせてフィルターできて、気になったホストと直接メッセージのやり取りができる。

旅人は無料で現地人のお家に泊まることができるんだけど、あくまでも交流が目的なので、旅人側は料理をふるまったり、旅の思い出をシェアしたり、何かお返しをすることを忘れてはならない。

で、今日のホストはわざわざ車で空港まで迎えにきてくれるという。ヒョエ〜〜ありがたい!!
空港でて、車の乗り降り場でスタンバッていること15分。それらしき車が!
運転手席から男性が降りてくる。うん、写真通りのひとだ!

荷物を積んで、出発。迎えにきてくれた感謝の意を述べつつ、それぞれ自己紹介。
Jothisはインド出身で大学生の時にニュージーに来て、それ以来8年ほど住んでいるらしい。もう永住権もとっていて、Aucklandでマーケティングの仕事をしているとのこと。

色々世間話をして、お家に到着!もうめちゃくちゃオークランドの中心地にお家があって、めちゃ便利!銀行開設もあるから歩いていけるしありがてえ…

ベッドも用意してくれていた。ルームツアーもしてくれて、シャワーも自由に使っていいよとのこと。キッチンもひろびろしている。3人でルームシェアしてるらしい。とても整頓されてて、こまめに掃除をしているんだな、という印象。

そこから3泊させてもらったのだが、土曜日に到着したというのもあってジョディスは何かと世話を焼いてくれた。初日、疲れ切っていた私は、着くなりベッドの上で1時間ほど気を失ってしまったのだが、何も言わずに晩御飯を用意してくれた。オークランドの街を一緒に歩いてガイドしてくれた。家に帰って、一緒に餃子を作ろう!となったが、包み方がわからんというので、包み方を教えてあげた。ランニングに連れ出してくれたり、車でビーチに連れて行ってくれたり。

餃子の包み方がわからんので、教えてくれと。

私ができたお返しといえば、日本から持っていった小さいお土産(日本酒とお菓子)あとは巻き寿司を振る舞ったことだろうか。喜んでもらえたのでよかった!

人生初の手巻き寿司が海外になるとは・・・。もっと練習してくればよかったw

初のカウチサーフィンは大成功と言っていいだろう。これで1人でホテルにチェックインして自分でオークランドを回るより、こうやって現地人とダイレクトにつながってお世話になるのは、その土地に慣れるのに手っ取り早い方法だと感じた。

もちろんホストとの相性もあるし、全員がいい人とは限らないので見極める力も必要だと思う。でも、ちゃんと他人が残したレビューもあるので、ちゃんと探せば大丈夫。

また、自分時間を確保するにはちょっと難しいかも??と感じた。もちろんホストによると思うんだけど、あくまでも交流が目的なので、プライベートの空間を持ちたいな、って気分の時はホテルとかに泊まったほうが良いかと。

ちゃんとお世話になってるんだ!という意識と感謝の気持ちを持って、ホストと接すること。まあ当然のことですな。これが1番重要なんじゃないかしらと思う。

まあ〜にしても、本当に人は優しいですな!旅をすると本当によくわかる。まあ私も旅人が困っていたら手を差し伸べたくなるし、お互い様。助けてもらう時は、遠慮せずに助けてもらう。そしてその恩返しは、自分が他の困っていることを助けることだと思う。そうやって優しさは循環していくんですな〜〜〜❤️

普段、ルーティーンで生活しているとそういう感覚を忘れてしまいがちだよね。旅をするとほんと優しくなれるわ。


では話変わりまして、現地でやった手続き系のおはなし。
私のざっくりプランでは、まずはちょっと働いて旅の資金を貯める!である。
働くためには、現地の銀行口座と、IRDナンバーというものをゲッチュしなければならない。

オークランドの銀行。ANZは大手銀行らし〜

大まかな流れとしては

  1. 日本から申し込み。銀行の予約しとく。

  2. 必要な書類を印刷して用意しとく。

  3. 現地の銀行に行って、銀行口座作る。

  4. 銀行口座がある状態で、IRDナンバーの申請をオンラインで行う。

こんな感じ〜。細かいところは、大変参考なるブログを読みあさくったのでそのリンクをはっつけておきやす。
(↓この人のnote本当にわかりやすすぎ!なので、ニュージーワーホリ行く人は目を通しておくとグッドかも!)

結論から言うと、銀行口座は、銀行に行ったその日に2時間くらいで開設完了。その日にIRDナンバーをオンライン申請して2時間後に、発行されたナンバーがメールに送られてきた。

…スムーズすぎて怖くなるわ!笑

色んな人の体験談を読むと、銀行開設に1週間かかったとか、オンラインのIRD申請はエラーが起きることがあってオフィスでもらうのが1番だとかも書いてあったので…こんなにスムーズにいくとは。ありがたい。

体感として、コロナが終わってからまたワーホリの人たちが増えて、色々と緩くなっている?感じなのか。わかんないけどラッキー🎵

まあこんな感じでオークランドでは、最初のミッション(銀行口座とIRDナンバーゲット)をコンプリートできたの良しとしよう!自分をよしよしと褒める私。

オークランドは、とてもコンパクトな街で住みやすそう。モールやレストラン、いろんなブランドのお店が揃ってるし、住宅地も近い印象。規模感としては、仙台くらいらしい(ニュージー経験者が言ってた)
1番規模がでかい都市で、仙台くらいの大きさって、いかにニュージーが田舎な感じか伝わるであろう。

私はシティライフをしにきたわけではないので、オークランドは早々に去ることにした。わたしゃネイチャーガールだからの。自然が美しいという南島を目指し、南下していく。南島で仕事見つけて、3ヶ月くらい働いて、中古車を買って、アウトドアしまくるんじゃ〜〜〜!!!!!

春来の旅は続く。


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