6.ニュージーで車を買ってみよう!(私の失敗談付き)
どうも!ニュージーランドでワーホリ中の春来です!
今回はニュージーランドでの中古車購入について説明していきます。
たまに「ニュージーランドに住むにあたって車は必要ですか?」
という質問を頂きますが、「住む場所による!」がその答えです。
オークランドやウェリントンなどの都市になると、交通機関が発達してるので車が必要ないのと、駐車場代などがかなり高いので維持費がかかります。ので、車は必要ないでしょう。東京みたいな感じだと思ってください。
ですが、もし小さめの町や田舎に住むのであれば、車がないとかなり厳しいです。ニュージーランドはかなりの車社会。日本みたいにそこら辺にコンビニとかないですからね😅 控えめに言ってかなり不便です。
また、車中泊しながら旅したい!みたいに、長期で車が必要そうになるのであれば、中古で買っちゃった方がレンタルするより安かったりします。
車はなかなか高い買い物です。ぜひ私の失敗談も含めて、色々と情報収集してから、購入に挑戦してみてください。ではいきますよ〜!
①どんな車が欲しいかを考える
シンプルかつ最重要な作業だと言っていいでしょう。
車を探す前に、どんな車が欲しいかを想像することが大事ですね。
つまり、ワーホリでどんな生活をしていきたいか、を想像するということです。
例えば、ニュージーでは車を車中泊仕様にカスタムして、車で暮らす旅行者も多い。そういうイメージだったら、大きめのバンになるし値段も上がります。
ちなみに、NZではどこでも車中泊してもいい車には決まりがあって、セルフコンテインという認証を通過した車じゃないとフリーキャンプはできないんです(°_°) 普通の車でそこらへんで車中泊したら、罰金200ドル課せられます。
私の場合は、基本的に仕事したりWWOOFしたり、と基本的に滞在型のワーホリをしたかったので、欲しいのはセルフコンテイン車ではありませんでした。
でも時々旅行するときに車中泊できたらいいなあとは思うので、シートをフルフラットにできる普通車がいいな〜。んで、できればちょっとかっこいい、レトロな車がいいな〜。とか妄想を膨らませます。
それと大事なのは予算です!私はとりあえず3500ドル~4000ドルで考えていました。
自分の欲しい車のポイントをまとめると
・フルフラットにできて、車中泊できる
・見た目はゴツめで渋いのが好み
・予算は3500ドル
という感じまで想像できるようになりました!
最初は、どんな車がいいかよくわからず、手当たり次第探していましたが、的を絞ることで探しやすくなった気がします。周りのバックパッカーや地元の人のライフスタイルを見て、考えるのもおすすめです。
②車を探す
主に3つくらいメジャーな方法があります。
①Facebookのマーケットプレイスで調べる
②Trade meやNZdaisukiなどのウェブサイトで探す
③ディーラーに行って買う
ディーラーは中古車取扱店みたいな感じで、多分ちゃんとメンテされてるし、3ヶ月無料で修理!みたいな特典があったりするから安心なのですが、ちょっと割高らしいです。
私は気軽にスマホに入れてるメッセンジャーでやり取りできる、Facebookのマーケットプレイスに的を絞っていつも仕事の合間にチェックしていました。
こんな感じで、それぞれの投稿に車の特徴や値段が書いてあります。
自分の住む地域を中心に、いろいろ値段とかもフィルターをかけて調べられるので便利です。
Trademeは、ニュージーランド人が使う売買サイトで、
NZdaisukiはニュージーランドに住む日本人が使う、掲示板みたいな有名なウェブサイトです。サイト内で中古車の売買もできます。車の購入に関するやり取りを日本語でできるのはかなり安心ですよね。
いずれにしても自分がやりやすいな〜と思う媒体で車をチェックしてみるといいですね。
③いい車の判断基準
さて、私は車に詳しいかと言われると、全くわかりせん。笑
私が買った車が、買った後に結構ポンコツだったことが判明して、修理代にとてもお金をかけてしまった…😭という失敗体験を踏まえて、以下の点を参考にしてみてください。
いい車か判断するためのチェックポイント🔽
■Wof(A warrant of fitness) とRegoの期限はいつまでなのか?
■タイヤは新しいか?
■カムベルトはいつ変えられたのか?
■2000年以降の車か?
■ちゃんと整備されてる車か?(オイルチェンジなど)
Wofは車検で、Regoは自動車税的なもの。「New Wof」ってことは最近車検に通ったということなので、ちゃんと走れる車なのかの判断材料になります。
どちらも期限が長い方が自分にとって得なので、ちゃんといつまでか確認しよう!期限が迫っていたら、値段の交渉の材料にもなります。(Wofの期限が迫ってるから、ちょっと値下げしてほしい、など)
タイヤに関しては、古すぎると運転上危ないから。私はそこのチェックを怠って、タイヤ交換代600ドル(150ドル×4本)かかりました😭🛞
カムベルトについては、走行距離10万キロごとに交換のタイミングらしく、交換には10万円くらいかかるらしいから、新しいかちゃんと聞いていたほうが良いです。(最近はベルトでなくてチェーンの車も多くて、チェーンは半永久的に耐久性があるらしいです。)
そして大事なのが、2000年以降の車なのかどうかということ。2000年以前の車だとWOFを半年に一回受ける必要があり、お金がかかってしまいます。
またやっぱり新しい車の方が、壊れる確率も格段に減るので、できるだけ近い年代の車を購入するのをお勧めします。
とにかく最初は、色んな車の投稿を見まくって、目を肥やすことです!ずっと見ていると、車の値段の相場だったりがわかってくる。
そして一番手っ取り早くて、良い方法は、車に詳しい友人の意見を聞くこと。私もNZ在住の車に詳しい友人に、見つけた車をすかさずシェアして、意見を仰ぎまくってました。20件以上送りつけて、いつも即レスで意見をくれて、もう頭が上がりません…!
私は11月末くらいから「車買うぞ!」と決意して、色んな車を見ていましたが、本当にいい車はすぐ売れる😭
いくつもの車を逃し、涙を呑んだことか…
気になった車にはすぐにコンタクトし、状態良さそう&直感を感じたらすぐに試乗の約束をするべし!
↓オーストラリアワーホリされた方が書いた記事ですが、とてもわかりやすかった!
③いざ試乗へ!
さあ、気になる車があれば、メッセージを送って色々聞いてみましょう。
ちゃんと説明文を読んで、記載されてない重要な事項について質問するように心がけると、円滑な交渉ができると思います。
これだ!と思う車があれば、試乗の約束をします。
私が今住んでいるBay of Plentyで車を探していましたが、なかなか見つからないのでニュージー最大の都市オークランドにも的を広げて探していました。
探し始めて1ヶ月近く経ち、たくさんの車を見送りまくり、「本当に見つかるのか…」と疑心暗鬼になっていた時期。見た目も超タイプだし、記載されてる情報も信ぴょう性高そう。オーナーも即レスしてくれるので、見つけた2日後にオークランドに試乗に行くことに。
滞在場所からオークランドまでバスで片道4時間かかるので、状態が良さそうだったら現地で購入して運転して帰ってくるつもりでした。もうこの時点で80%くらいは購入の意思は固まっていました。
約束の時間に約束の場所に向かうと、すでにオーナーが待っておりました。早速エンジンルームを開けて、中身のチェックと試乗。気になるところは全てチェック!(ライトのオンオフ、ウィンカー、ワイパーは動くかなど)
WofとRegoの期限の確認をして、交渉の結果、
Regoを来年5月まで払ってもらう+3800ドルで購入することになりました!
④購入する時のプロセス、その後にやること
購入の意思をオーナーに伝え、その場でスマホからお金を振り込みました。その後すぐに郵便局に一緒に行って、車の名義変更。すぐに終わりました。
自動車保険にも入りましょう!私はAAに行って、フルカバー+窓ガラス無料とりかえオプションを申し込みました。月66ドル。ちょっと高いけど、ニュージーランドは運転の荒い人が多いので、あんしん料として払ってます。色んなプランがあるから、検討してみてね!
↓この記事も参考にしました!
⑤私の車の紹介と後悔
さて、これが私の車です。1997年製のNISSAN WING ROADです!
試行錯誤して買った車でしたが、何かと不調が起こることが多く、これまでかなりの額が修理費に消えてしまいました…
みんな売った後のことは考えませんから、いいことばっかり言って売るに決まってます。私も半ば騙されて悪い車を掴まれたということです…😱
ワーホリが終わる前に、自分の車を売ることもできるので、「いい状態の車を高く買って、高く売る」っていうのが一番コスパが良い最適解なのかな、と今では思います。もし私がもう一度車を買う機会があれば、絶対そうしますね。笑
売主はイラン人のおっさんで、始終調子いい感じのテンションだったし、後から考えると怪しかったかもなあ〜〜笑笑
まあ、大きな人生経験になりましたね!
周りの人をみると、ずっと安い金額で私よりも新しく、全然問題ない車を購入できている人もいるのでね😅
それだけ、車の知識がないと、個人で良い中古車を買うのは難しいということです。
できれば信頼できそうな人から、金額などを妥協せずに、粘り強く交渉してみましょうね!!
今回の私のブログが、あなたの車購入の手助けに少しでもなると嬉しいです♪
次回は7本目、安上がりで楽しい旅のコツについてです。お楽しみに〜!
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このマガジンでは、ニュージーランドに2023年にワーホリビザで渡航した著者が、ニュージーランドワーホリに必要な準備や、現地での生活のアドバイスをまとめています。
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