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ADHD・ASD・うつ病と私③

前回はADHDと私についての記事でしたが、今回はASDと私についてまとめたいと思います。ラスト!多分!

まとめるっていっても、自分の頭の中をまとめてるだけなので、いつも通り文章はやたら長いです。

ちなみにASDはちょっと分かりにくいところもあるので、ざっくりとした解説を交えながらいきたいと思います。

あと、今回使用したヘッダーの写真、めちゃくちゃ可愛いですね。うちの猫です。超かわいい。


そもそもASDって何?

ASDとは自閉スペクトラム症のことをいいます。

言葉や、言葉以外の方法、例えば、表情、視線、身振りなどから相手の考えていることを読み取ったり、自分の考えを伝えたりすることが不得手である、特定のことに強い興味や関心を持っていたり、こだわり行動があるといったことによって特徴付けられます。

国立精神・神経医療研究センターより

また、自閉スペクトラム症は大きく3つに分類されるのですが、なんと!表を作ることに成功したのでこちらをご覧ください。

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴

本当に大まかな分け方ですし、かならずしもこの特徴に当てはまる!とは言い切れません(多種多様なので)。
診断は必ずお医者さんと心理士さんにお願いするようにしましょう。

ちなみに私はASDの中でのアスペルガー症候群と診断されています。特に学童期の様子からアスペルガー症候群であると判断されたようです。
次の項目で学童期から今までの「ASDっぽいな〜」って特徴についてまとめたいと思います。

どんな特徴?

アスペルガー症候群はコミュニケーションの苦手さがみられるとされています(程度は人によりますが)。
私は友人が結構いるのですが、相手のちょっとした言葉遣いや仕草に過剰に反応してしまうことがあります。
たとえば、「へえ~」とか「ふ~ん」という相槌ひとつでも、「あ、今めっちゃくちゃ退屈そうだな」と感じてしまったり(大体はそんなことないんですが)。

あとは、自分の意見を言うことがすごく苦手です。前の職場では時折、ミーティングで自分の意見を言わなくてはいけない場があったのですが、頭の中に言いたいことが浮かんでいても、その場になると言葉がまとまらない。何から説明するべきか分からなくなってしまうんです。
これを伝えるには先にこの話をして……など、頭の中で設計図を立てても、迷路のように回りくどい説明になってしまうことが多くあり、結局何が言いたかったのか自分でも分からなくなるという。

怒られたり、悪い雰囲気の時に言葉が出てこなくなることもあります。これも、頭の中では言いたいことがたくさん浮かんでいるのに、いざ声に出そうとすると何も出てこない。アウトプットが非常に苦手です。
でも、ADHDも併発しているので、自分の興味があることや絶対に伝えたいことになると饒舌になってベラベラと喋りすぎることもあるんですが。

こだわりはかなり強いです。これはアスペルガー症候群の人だけではないとは思いますが、私の場合は同じものをひたすら食べまくる。
一度コレ!と思ってハマったものは飽きるまで毎日のように食べることが多いです。大体2ヶ月周期くらいでメニューが変わります。ちなみにこの前までは、ひたすらスタバのシュガードーナツばかり食べていました。

また、得意不得意の差がかなり激しいです。わかりやすいのは授業の科目。
現代文や小論文など、国語系は偏差値がかなり高く、全国模試では全国3位になるくらいの学力でした。
でも、数学や化学などの理系科目は全くといって出来ない。公式の暗記はできても、それに別の数字を当てはめて解答を導くことができないんです。偏差値は見たことのないくらいの数字でしたし、赤点しか取ったことがないです。

もう時効だと思うので書きますが、高校時代はいくら追試を受けても赤点しか取れないので出席するだけで単位を貰っていました。あと、暗記は得意だったので、テスト問題も私だけ問題集のまま(数字も変えずに)出題してもらい、完全に暗記した状態でテストを受けさせてもらうこともありました。

別の話になってしまうのですが、学習障害(算数障害)に近いものを持っています。確定診断はされていませんが、計算ができないことで日常生活にかなりの支障をきたしています。
まず、2桁の暗算(特に繰り上がりがあるもの)ができません。というか暗算ができません。指折りでの計算しかできません。掛け算もほとんどできません。
暗算ができないなら電卓を使えばいいじゃん、と思われがちですが、計算式の立て方が分からないので電卓も使えないのです。よく、大学卒業できたなあ、と思います。

他には唇を噛む癖があります。物心がついたときからそうなのですが、何かを考えているときや手持ち無沙汰のときなど、気が付いたら唇を噛んでしまいます。よく親に「たらこ唇になるよ!」と注意されていました。私の場合は自傷行為ではなく、気持ちを落ち着かせるために噛んでいることが多いです。

配慮してほしいことは?

正直、特にないです。(笑)
ただ、こういう性格なんだなあ~ということを知っていてもらえればそれでいいかな、と思っています。計算ができなくて、たまに唇を噛んでいるデリケートな人ってくらいに思ってもらえたら。

計算のできなさは自分でも不便に感じていますが、そういう時は周りに頼るようにしています。代わりに計算して~と、甘えています。掛け算(九九)のできなさも今になったら笑い話になっています。

まとめ

こうして前向き、というか性格のひとつとして捉えられるようになったのは大人になってからだし、性格にアスペルガー症候群って名前をつけてもらえたからだと思います。

小学生~高校生の時代はやっぱり自分の性格にすごく悩みました。なんでこんな性格なんだろう、なんでクラスメイトと仲良くなれないんだろう、と。
でも、大人になったら友達って選べるようになるんですよね。それは世界が広がるから。

学生時代ってどうしても世界が狭いから、人間関係も狭くて、どうにかその世界で上手く生きていかなきゃともがいてしまう。だけど、大人になったら世界が広がって、もっともっといろんな人たちと出会えて、自分が付き合いやすかったり、性格を理解してくれる人が自然と集まってくるようになると思います。

ただし、これは私個人の考え方や捉え方なので、自分はどうしてこんなに生きにくいんだろう、人と交流が持てないんだろう、と悩んでいる人たちももちろんいると思います。

それだけ、同じASDないしアスペルガー症候群っていうのは多種多様だということを覚えていてほしいです。

もちろん、そういう人たちに手を差し伸べられたらいいなと思っています。

と、いうことで。ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

合言葉は𝓑𝓲𝓰 𝓛𝓸𝓿𝓮.........♡


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🍣おすし🍣
ADHD/ASD/うつ/
言語聴覚士/メンタル心理ヘルスカウンセラー/メンタル心理インストラクター/福祉心理カウンセラー/福祉心理アドバイザー/行動心理カウンセラー

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