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全社で創る“カイゼン”のチカラ!第7回業務カイゼン推進発表会レポート
この記事の著者紹介
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現場レベルから会社を変える力は、あなたの身近にある
そんなメッセージが詰まったイベントが、先日オンラインで開催されました。それが、当社MONOVATE株式会社で年に2回行っている「業務カイゼン・推進発表会」です。今回は第7回。全社を巻き込むこの発表会では、一体どんなアイディアやチャレンジが飛び出したのでしょうか? その熱気を、みなさんにもぜひ体感していただきたいと思います。
こんなスタイルでやってます! Zoom&コメントスクリーンで盛り上がり
発表会は、総務経理課が運営を担当。会議ツールのZoomを使い、つくばや八潮など離れた拠点、さらに在宅でも視聴できるようにしました。見どころは、ニコニコ動画のようなコメントがリアルタイムで画面に流れる「コメントスクリーン」というサービスの導入。オンライン開催だと発表者側が一方通行になりがちですが、このコメントスクリーンのおかげで「応援」「質問」「感想」が弾幕のように送れ、発表者と視聴者の垣根がグッと近づきます。
発表エントリーしたのは7チーム。発表時間は15分以内を目安にしつつ、短くてもOKというフレキシブルな設定です。司会者からは発表会の目的や投票、アンケート、コメントスクリーンの使い方などが案内され、アイスブレイクのクイズ大会へ。創業当初の製品に関する問題や、課長の意外な一面を探るクイズが出題されるなど、始まって早々から大盛り上がりでした。
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これが私たちの挑戦! さまざまなカイゼンが勢ぞろい
クイズ大会で場が温まったところで、いよいよ7チームの発表がスタート。社内で取り組んだ「業務カイゼン」の事例を、スライドやデモ画面を使って発表します。製造現場では加工の苦労をカイゼン、事務部門ではAIツールやkintoneを活用。複数の部署が連携することで作業効率を大幅にアップさせるなど、課題解決のアプローチはまさに十人十色です。
「工夫してみたら、こんなに時間が短縮できました!」という声もあれば、「チャレンジする過程で、他部署との連携が深まった」というエピソードも。コメントスクリーンには「おお、すごい!」「これ使ってみたい」「ナイスアイデア!」など、リアルタイムの反応が絶えず流れ、オンラインとは思えない一体感が生まれていました。
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みんなの声はどうだった?アンケートから見えた盛り上がり
発表後のアンケートでは、参加者の多くが「分かりやすかった」「他の部署の仕事内容が知れて勉強になった」「コメント機能のおかげで飽きずに楽しめた」とポジティブな感想を寄せています。特に注目したいのは、社内全体のモチベーションに関する項目。前回の発表会と同様に、「楽しかった」「今後も積極的にカイゼンに取り組みたい」という声があがり、オンライン開催でも士気はしっかり高まっているようです。
また、「紙が減って業務量が削減された」「kintoneやChatGPTを使ったカイゼンに興味が湧いた」という、具体的なテクノロジーやツールに関するポジティブな声も多く寄せられました。
発表を通して他部署の事例を知り、新しいツールや取り組みに関心を持つ人が増えたのも大きな収穫です。「次回は自分もカイゼンに参加してみたい」「もっといろいろ試してみたい」という声も上がっており、今後もさまざまなアイデアが育まれていきそうな予感がします。
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最優秀賞の衝撃!製造2課「特注品製造時のカイゼン」がすごかった
そして今回、最優秀賞を勝ち取ったのは、製造2課の方がエントリーした「特注品製造時のカイゼン」でした。通常製品よりも複雑な製造プロセスを要する特注品の作業に、どんな改善の余地を見出したのか? その発表では、作業効率だけでなく、実際の利益率アップや現場の士気向上など、目に見えた成果を示したのが大きなポイントです。
コメントスクリーンにも「すごい!」「素晴らしい発表だった!」「異論なし」といった声が溢れ、他の参加者も納得の表彰だったようです。
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部署の壁はもう古い?社長の応援メッセージと未来への期待
表彰式の後には、社長からコメントがありました。
この発表会では、会社の3Cであるクリエイティビティが存分に発揮されている。みんなチャレンジして、コミュニケーションを取ろうとしている雰囲気が素晴らしい。
とのこと。さらに、kintoneでの案件・プロジェクト管理が進んでいることにも触れ「部署の垣根を越えて、どんどん首を突っ込んでコラボレーションしてほしい」とエールを送りました。
また、コメントが楽しく、コメントで皆さんが参加してくれているのがうれしかった、ということで急きょ「キングオブコメント賞」が発表されるサプライズも。『カイゼンの積み重ねですね』というコメントが選ばれ、オンライン上の盛り上がりをさらに後押しする結果となりました。
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