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会社って何だろう?MONOVATEの社長が考える『そこそこ』の哲学

堀越です。

皆さんは「会社」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
社会に出ることを考えると、多くの人が「会社選び」を頭に浮かべるでしょう。でも、そもそも「会社」とは一体何なのか、考えたことはありますか?

今回は、当社の代表大山が、20年以上にわたり経営者として考えてきた「会社とは何か?」について語ります。ビジネスの最前線で感じたことや、会社を導く上で見つけた答え。それは、少し意外であり、心に響くものかもしれません。

それでは、社長の視点から「会社とは何か?」という問いに、一緒に向き合ってみましょう。



会社とは何か?

大山です。
前回は自己紹介をしました。

2回目は、パーパス・バリューを、と書きましたが、その前に、なぜそのパーパス・バリューに至ったのかを伝える必要があるなと思いました。

ですので、今回は、私が入社して20年以上考えていたことを、つらつらと書いてみようと思います。

で、唐突ですが、「会社とはなんぞや?」

皆さんこれから「会社」というものに入ろう・選ぼうとしているわけですが
(一応、就職(転職)活動をされてる皆さん向けに書いています)
そもそも「会社」って何ですかね?

そんなこと考えたこともない、という人が大半でしょう。
もちろん私もそうでした。

会社とスポーツチームの違い

MONOVATEに入る前までは、スポーツ側の人間でしたので、会社も「スポーツチーム」と同じようなものかと想像していました。
会社の目的は「利益」であり、スポーツチームの目的は「勝利」です。
なんとなく、というかほぼ一緒じゃん、と。

しかし、私はすぐに違和感を感じます。

「なんか違うぞ」と。

スポーツチームはほとんどの場合、そこにいるメンバーは「そのスポーツが好きで、勝利に飢えている」人たちです。
(エンジョイ系団体は別にして)

ですが、会社は「その製品・サービスが好きで、利益に飢えている」人ばかりがいる場所ではありません。(なんとなくわかりますよね)
その人にはその人なりの「目的」があります。
ただ「生活のため」という人もいるわけです。(というかそれがほとんどかも)

そういった「多様な目的」を持った人たち同士で、どうやったら上手くやっていくことができるのか?
そんなことを考えたのが私の経営者としてのスタートです。

「そこそこ」の重要性

そしてそこで考えた概念が「そこそこ」です。

みんながそこそこ幸せになれる場所

それがMONOVATEにおける「会社の定義」です。

ある人だけ「すごく」幸せになると、
別の場所で「あまり」幸せになれない人が出る、
それが人間社会じゃないですかね。
私はそんな風に思います。
なので、そこそこ。
小さな幸せを見つけよう。
今日もビールが美味い。

必要な資質は「とげとげしくないこと」

ですのでMONOVATEに入社するのに必要な要件は「とげとげしくない人」です。
いじわるな人嫌い。優秀でもダメ。

そういう生ぬるいのが嫌な人もいるでしょう。

でも、50年も生きれば「そこそこ」の偉大さがわかるようになると思います。人間は「やりすぎる」生き物なので。

そこそこ、中庸ちゅうよう、いい加減。

欲望むき出し、野心マンマンの人は、そろそろページを閉じるころです。

次回も、つらつらと。

あとがき:Bチーム

※ある日、「強豪体育会サッカー部のBチーム(いわゆる二軍的な)のキャプテン」という肩書の証券マンが営業に来ました。とてもさわやか、人柄の良さがにじみ出ている。
株にはなんの興味もありませんが、その営業マンが良かったので、わが息子(小中高とサッカー部、小学校時代に全国優勝経験アリ)に伝えたところ。

「世の中に、Bチームのキャプテンほど信用できるものはない。」
と言っていました。

Bチームってやる気なくすもんね。そのメンバーを率いるキャプテンは偉大。
Bチームが集まった会社。いい会社になりそうだ。
我が息子、炯眼けいがん

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