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Photo by
takemotohiroko
noteのはじめに(自己紹介)
この言葉はおもに物さんたち(ソファーからiPhoneまでと色々)から聞いたことである。はじめから世に広めることの許可を得て人生と運命をメインについて伺ったり話しをしたりした。どうしてこのような会話が始まったのか。
きっかけはある日家を出ると庭の植物に挨拶されたことによる。音声ではなくマンガのような吹き出しが植物から目に見えて「おはよう」と挨拶された。植物には私の気持ちが直に伝わるようで挨拶を返すとまた吹き出しで「ありがとう」と返された。吹き出しは無味乾燥ではなくキラキラした印象があった。それは植物の気持ちの反映だった。私はアニミズムの世界に入った喜びがあった。
読まれる方には植物が話す訳ないだろうという至極真っ当な感想を抱かれると思われるがまずは私の主観的体験としてあったと理解して頂きたい。
私は吹き出しで色々な存在と話すのが楽しくなり外や自宅で話していた。その中で物にも会話を試みると出来てしまったのである。そしてなかなか深い言葉と思ったのを覚えている。そういうことにより前から気になっていたこと人生や運命についてを聞いてみたのである。
読者の方もなぜ生きるのか、運命とは何か、気にならない人はいないと思う。特に人生の浮き沈みで沈んでいるときにはなおさらである。私も自身の失職中にかけてこの会話はなされた。
色々な言葉を聞いたがシンプルな言葉が多く、真摯にときに冗談のように物さんの観点から答えて頂いた。一言主のようであり日常の霊言である。解釈は読まれる方それぞれあると思っているが一つのきっかけとして私なりの解釈を載せた。自然と吹き出しで会話する能力がいま衰えた私にとって一つの楽しい思い出である。まだ書けないこともあるがこの不思議な話を皆さんと分かち合いたい。